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私の心の中にいる神様 172
私はイライラしている

 良心との対話で、ワクワク感が止まらない!
 毎週土曜日に配信予定です。

私はイライラしている

(女性 20代)

 病院で介護の仕事をしています。勤務時間が不規則で、日勤もあれば夜勤もあり、夕勤もあります。これがいろいろなリズムでやってきます。

 夜勤は日勤の倍、神経や労力を使うので、日勤では何も心に引っかからないことも、夜勤のときはイライラしてしまうことが多くあります。
 自己牧会プログラムを始めてからは、思いどおりにならない患者さんに光を送って、その人のために祈る努力をするようになりました。

 私が特に囚(とら)われるのは、私がしてあげようと思っていたのに、その前に「やってほしい」と患者さんに言われることです。「今やろうと思ってたんです!」と言いたくなり、とてもイライラします。

 「この患者さんとは、そりが合わないな…」と感じる人はたいていそういう人で、いつの間にか、「私がやろうとしているのに、やってほしいと言って来る人」という先入観で、その人を見ていることに気付きました。

 その人の良心を心の目で見つめていくと、その人には悪意がないということが分かります。患者さんの良い面ではなく、悪いところだけを見ていた自分に気付きます。
 そして、この人はただそう言いたいだけだ、こうやりたいだけだと感じ、そこに引っかかるのは自分のこだわりだったのだと気が付くのです。

 このような努力を続けていると、仕事に追われている時、ふと「イライラしているよね」と自覚を取り戻す言葉が浮かんでくるようになりました。
 そして、「笑顔だよ、笑顔」とか、「よろしくね、夜勤、頑張ろうね」など、良心からの言葉を感じ取ることができるようになってきたのです。

 自分の思考に囚われて見た世界と違う、神様の愛がそこかしこにある世界の存在に気付き始めています。

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 次回は、「そういうあなたをよく知っている」をお届けします。


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