https://www.kogensha.jp/shop/detail.php?id=4145

私の心の中にいる神様 171
こんなに優しかったっけ?

 良心との対話で、ワクワク感が止まらない!
 毎週土曜日に配信予定です。

こんなに優しかったっけ?

(女性 30代)

 自己牧会プログラムの実践を始めて1年半になりました。
 神様の愛を光としてイメージし、周辺に拡大することを日常的に意識しています。
 良心の声を明確に感じるときもあるし、そこまで明確ではなくても、良心が私の心の中にいて、見守ってくれているのを感じています。

 かといって、すぐに人格が成長するというわけではありません。何かあれば子供に怒ってしまう、苦手な人には苦手だと感じてしまうのは変わりません。

 でも、以前であれば誰かを責めて、責めている自分をまた責めて、という悪循環が続いていましたが、今は良心が私を支えてくれていて、すぐにそこに戻れるという安心感があります。
 「苦しく、つらいのがみ旨、涙の祈りなくしては歩めないのがみ旨」というわけではなくなってきたのが恩恵です。

 私には四つ離れた兄がいます。兄も祝福家庭です。
 幼い頃はよく一緒に遊んでいましたが、大人になるにつれ、兄が怖くなり、近づかないようになりました。ケンカをすると、兄は声も大きくなり、言葉もきついからです。

 兄は実家で両親と一緒に暮らしていて、会う機会はなかなかないのですが、もっと仲良くしたほうがいいなと、ずっと気になっていました。
 そこで、兄と兄の家庭に光を送ることを続けてきました。

 最近、父に用事があって電話をかけたところ、父の都合が悪かったらしく、すぐに兄に替わったのです。
 え? ああ、何を話そう…。
 しばしの沈黙の後、兄のほうから「どうしてる? 元気か?」と言葉をかけてくれたのです。

 「あれ、こんなに優しかったっけ?」と不思議でした。
 兄には子供が二人いますが、兄との関係の影響か、その子供たちをなかなかかわいいとは思えませんでした。
 今回、その子供たちとも電話で話す中で、心からかわいいと感じることができました。

 不思議でしたが、私の囚(とら)われの“根っこ”が解かれてきているのだろうなと思います。光を送り続けてよかったと感じています。

---

 次回は、「私はイライラしている」をお届けします。


◆本編で紹介されている『自己牧会プログラム』の、ワークの内容を詳しく書籍でご覧になりたいかたはコチラ