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ファミリーサポートコーチング講座

 「ファミリーサポート(FS)コーチング講座」は、文字どおり、より良い家族関係や人間関係を実現するために読者の皆さまをサポートするコーチング講座です。
 毎週月曜日配信予定です。皆さまの家庭生活、信仰生活、社会生活にぜひお役立てください。

114回 新しい発見と感動と喜び

ナビゲーター:西森 響
監修:阿部 美樹(伝道教育局)

 今回は、責任者コーチング講座に参加した60代女性の感想をお届けします。

イライラの本当の意味
 私が初めてFSコーチングでのクライアント体験をしたのは、まだ十分に理論もスキルも分かっていない頃でした。
 その時のテーマは、「思いどおりに物事が進んでいかないとイライラすることを解消したい」というものでした。

 陽陰の統合というスキルでのコーチングを受けました。
 コーチから「そのイライラする嫌な感情をイメージで表現してください。その心を色に例えると何色ですか?」と質問されました。

 私は、「え〜? そんなこと言っても…」と戸惑いながらも、「黒い大きな壁」のようなものが目の前にイメージとして現れてきました。

 その後、「陽の感情」を高めるために、神様と共に草原に行く心地よい場面をイメージしました。その場面に、先ほどの「黒い大きな壁(陰の感情)」を連れて来るというイメージをつくりました。

 すると、その壁が太陽の光を浴び、草原の中で溶けて小さくなっていくのを感じました。「陽の感情」が高まったので、「陰の感情」が小さくなったのです。

 次に、コーチから「このイライラの肯定的な意味は何だと思いますか?」と質問されました。
 「何だろう?」と考えてみると、すぐさま浮かんだのは「私の狭い心を広げるためのもの」でした。

 自分では、イライラするのは自分の欠点だと思っていましたが、それも「私を成長させたいという天の父母様(神様)の愛だった!」ということを知ることができ、感謝の思いに変化したのです。

衝撃の気付きと感動
 コーチングの学びを進めていく中で、三大原則にはいつも感動させられます。

人は誰もが自分で答えを見つけ出す力を持っている
人は誰もがパーフェクトな存在である
人は誰もが限りない可能性を持っている

 この三大原則が私自身を原点に戻してくれます。
 コーチングを学び実践する中で一番衝撃的だったのは、「自分は相手を信じていなかった」ということに気が付いたことです。

 全ての人に天の父母様が与えた「本心」があるのに、そのことを信じられなくて、理解せず、「教えよう」「正そう」としていた自分を発見したのです。

 三大原則を意識しながら傾聴していくと、今まで発見できなかった相手の良いところがどんどん見えてきて、感動することばかりです。

傾聴してみると…
 今では「教会の改革も傾聴から」「家族関係も傾聴の実践から」と思っています。少しずつ傾聴に関心と理解のある人たちの輪を広げて、恩恵交換をしていきたいと思っています。

 家庭においても、長く連れ添ってきた夫に対して、「今まできちんと話を聞いてこなかったなぁ」と反省することばかりです。
 傾聴し承認しながらの会話は夫婦間でも新しい発見ができ、それが喜びとなっています。

 伝道においても、家族、氏族復帰においてもコーチングはとても有効であることを感じています。
 これからは認定コーチを目指していきたいと思っています。

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 次回は、FSコーチングと統一思想の「二重目的」についてお届けします。

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