2023.03.25 12:00
第131回 共産主義の唯物史観の誤りを教えてください
共産主義が信じられるようになった理由の一つは、唯物史観という歴史理論があったからです。
唯物史観では、「歴史は闘争によって発展する」「その原動力は生産性の発展である」「だから経済体制が社会の土台である」と考えます。
その結果、「土台から社会を変えるためには革命を起こさなければならない」と訴えるのです。
このように共産主義は、革命を正当化し、歴史の法則に従って人類は必ずや共産主義社会を迎えるようになると結論付けるのです。