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(『祝福家庭』82号)
【第1祝福】「個性完成」

 いつでもどこでも、訓読生活!
 このシリーズでは季刊誌『祝福家庭』に掲載されている三大祝福完成に関するみ言を紹介します。

【第一祝福】
「孝子」に関するみ言(1)

 孝子とは何ですか。父母が最も喜ぶことを中心として常に考え、そのことを行動でなして相対役をしようと考える人、そのような立場に立った人が孝子です。

 五官があれば、目で見て何かを感じるとき、父母がより喜ばれるものを見て感じ、話を聞くときも、「ああ、このような話は喜ぶだろうか、どうだろうか」ということを中心として聞くようになります。感じるときもそうであり、あらゆる五官の感情が父母を中心として愛と化す、そのような人が孝子です。


『世界経典Ⅱ』1270


 孝子としての価値とは何でしょうか。自分の困難もありますが、父母の困難をより心配しながら自分の困難を問題視せず、自分の困難の上に父母の心配を加えて心配する立場に立ったとしても、これを当然のこととして消化して受け入れ得る立場から、孝の道は始まります。


(同 12701271


 最初は、孝子にならなければなりません。神様が「お前が絶対に必要だ。困難な場でも幸福な場でも共にいよう」と言うことのできる私にならなければなりません。「一生の間、永遠に共にいたい」と言うことのできる、私にならなければならないというのです。


(『真の父母経』第1篇・第2章・第5節・20)