FSコーチング講座 112
「これからの時代を共に創造していきたい」

ファミリーサポートコーチング講座

　「ファミリーサポート（FS）コーチング講座」は、文字どおり、より良い家族関係や人間関係を実現するために読者の皆さまをサポートするコーチング講座です。
　毎週月曜日配信予定です。皆さまの家庭生活、信仰生活、社会生活にぜひお役立てください。

第112回「これからの時代を共に創造していきたい」

ナビゲーター：西森 響
監修：阿部 美樹（伝道教育局）

　今回は、責任者コーチング講座に参加した50代女性の感想をお届けします。

心配や不安が変わっていく
　FSコーチングを学び始めてから、FSコーチングの3大原則の一つである「誰もが自分で答えを見つけ出す力を持っている」という内容を聞き、私もそうなりたいし、接する人にもそのように接したいという思いが強くなりました。

　クライアントとしてコーチングを受ける機会があった時に、相談テーマを「若い二世圏のメンバーや子供と向き合う時に出てくる心配や不安を手放したい」にしました。

　コーチングが進んでいくにつれて、自分の陰の感情である「心配や不安」のイメージが頭の中に湧いてきました。
　それは「四角い角のあるガラス」でした。そのガラスはコーチングが進むにつれて小さくなり、さらに頭の中から出て空を飛ぶたこに変わり、材質も変化していきました。そしてそれは、神様の愛の風に乗って「喜んで舞うたこ」というようにどんどん変化していきました。

　初めは「ガラスを割ってなくしたい」と感じていましたが、最後は神様と私の方に「ありがとう〜」とあいさつに来てくれて、神様の懐である大自然の中にうれしそうに舞いながら消えていきました。
　陽のイメージが高まると、心配や不安の情が和らぎ、不思議ですが陰のイメージがどんどん明るく変化していきました。さらに伝道された当時に感じた神様の大いなる愛を思い出し、その時の情（思い）が込み上げてきました。

　最後にコーチから「陰の感情（心配や不安）の肯定的な意味や価値はありましたか？」と聞かれた時、足らない自分であっても、見守り愛を注いでくださった神様との出会いを思い出しました。
　また、その神様のように「許す心」「愛する心」を持ち、子供や次の時代を担う二世圏のメンバーを信じて見守り、共にこれからの時代を創造していきたいという心情になりました。

神様の愛に戻って愛していくための「ブレスレット」
　陰の感情にも肯定的な価値を感じた後、それを心に定着させるために「イメージでアクセサリーにして身に着けてはどうですか？」とコーチから提案していただきました。
　私はそれを受け入れ、左手にブレスレットを着けるイメージを思い浮かべました。
　それを触る時、「自分の思いで相手を見るのではなく、神様の愛を抱いて愛していく」という大切な気付きを思い出し、触るたびに「それがだんだん定着していく」という思いを持ちました。

　その後、子供や青年スタッフに接する時は左手首のブレスレットを触るイメージを持つと、「任せて見守ろう」という思いになり、心が楽になりました。
　さらに目の前の青年たちが実際に成長する姿を見ることができ、「コーチングで模擬体験したことが現実になっていく」という不思議な感覚を味わい感動しました。
　このイメージは、今後もいろんな場面で定着するまで継続していきたいと思います。

「天一国主人」への近道をサポートしてくれるFSコーチング
　FSコーチングは学んで関心を持つ段階から、コーチングを受けるクライアント体験をしてこそ理解が格段に深まってきます。

　コーチングを受ける前はとっても勇気が要り、緊張しましたが、始まれば神様との出会いがあり、自然と自己分析や悔い改めに導かれ、自分の本性も引き出され、笑いあり涙ありのとても良い時間になります。
　ぜひたくさんのかたにも楽しみながら各自の喜びの時間を味わってほしいです。

　FSコーチングは「天一国主人」への近道をサポートするために、天が準備してくださったスキルだと心から感謝いたします。

　どうもありがとうございました。

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　次回は、責任者コーチング講座に参加した50代女性の感想をお届けします。

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