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私の心の中にいる神様 165
いいことずくめの一日

 良心との対話で、ワクワク感が止まらない!
 毎週土曜日に配信予定です。

いいことずくめの一日

(男性 30代)

 家庭連合の青年教育を担当し、教会の青年寮で生活しています。
 ある祝日、教会で全国レベルの青年イベントがあった日のことです。私はその準備で朝から出かけていたのですが、その日は「青年寮一斉清掃」の日になっていました。
 家庭部長や青年部のスタッフも意識してくださる中、「汚い(笑)男性寮を何とかきれいにしよう!」という日だったのです。

 実は私はとても不安でした。
 「普段、仕事で忙しい青年たちが、休みの日にちゃんと起きてくるだろうか。掃除が苦手な兄弟も多いし…」

 そんな心配を抱えながら、夕方、寮に戻って見ると、私の目にはいつもとほとんど変わっていないように見えました。
 聞くと、「寝坊した」とか、「掃除を始めたけど、疲れていて進まなかった」などの返事でした。

 「あんなにみんなで、きれいにしようと決意していたのに、貴重な休みの日を無駄にするなんて。どうするんだ! どうしてくれるんだ! 叱られるのは私なんだぞ」という思考がグルグルと頭を巡りました。

 そんな中、家庭部長から、「(掃除後の)写真を送って」と連絡がありました。
 何とか取り繕えないかと考えましたが、どうにもならず、諦めてありのままを送りました。
 「皆、疲れていて、あまり進まなかったようです」というメッセージを添えて…。

 すると、なんと家庭部長は喜んでくださったのです。
 「少しはきれいになったし、みんなも休めてよかったね!」という意外な返事でした。

 その夜、良心に聞いてみると、「いいことずくめの一日だったね」「休まないとやっていけないくらい、みんなは頑張っているんだね」と言われました。
 皆休めたし、掃除も少し進んで、家庭部長も喜んでくださった、何も無駄になっていないなと気付くことができました。

 「こうでないといけない」という固定観念が随所にあって自分を翻弄していることがよく分かった出来事でした。

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 次回は、「夫へのLINEの締めくくりは?」をお届けします。


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