(『祝福家庭』86号)
【第2祝福】「家庭完成」

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 このシリーズでは季刊誌『祝福家庭』に掲載されている三大祝福完成に関するみ言を紹介します。

【第二祝福】
「夫婦の愛」に関するみ言(1)

 「男は右足になり、女は左足になって人類のために生き、神様のための愛の足跡を残す家庭をつくって幸せになろう」という夫婦になることを神様は願われます。
 右足は夫であり、左足は妻だというのです。片方の足を引きずるようにして歩いてはいけないというのです。「私が間違いなく正しく歩きます」と言わなければなりません。そして、まっすぐに歩かなければなりません。そのようにしてこそ、結婚する資格があります。「私が夫と会って喜ぶのは、人類と会って喜ぶことであり、神様と会って喜ぶことだ。私が夫を愛するのは、人類を愛することであり、神様を愛することだ」と言わなければならないのです。


天一国経典『天聖経』第5篇・第2章・第2節・9


 真の夫とは、どのような夫でしょうか。「私が生まれたのはあなたのために生まれたので、あなたのために生き、死ぬのもあなたのために死ぬだろう」と言う人です。
 真の妻も同じです。「私が生まれたのもあなたのために、私が生きるのもあなたのために、また私が死ぬのもあなたのために」と互いに通じ合いながら、自らを越えて相手のために生きる原則をもった家庭ならば、この家庭は理想的な家庭であり、愛の家庭であり、幸福の家庭であり、平和の家庭に間違いありません。


(同 第5篇・第3章・第2節・5)


 真の愛とは何でしょうか。父母の愛、夫婦の愛、子女の愛です。愛は、互いに犠牲となる伝統が備わっていなければ、長く続くことなく壊れてしまうものです。父母は子女のために犠牲となるので、父母が子女を愛する関係は壊れません。そして、真の父母の愛を受けて育った息子、娘であるならば、絶対に自分の父母に親不孝をすることはできません。
 また、夫は妻に、妻は夫に対して「あなたは私のために生きた」という立場で、お互いに一層ために生き、一層犠牲となる立場が広がれば、その家庭には恵みが訪れるのです。そのような家庭が、神様の訪ねてこられる福地です。


同 第5篇・第4章・第6節・33