2023.01.27 12:00
続・日本統一運動史 50
地方巡回を終え、帰京
真の父母様が「母の国」である日本に向けて語られたみ言や、教会員たちの涙の証しなど、「続・日本統一運動史」では、1965年以降の「知らなかった」エピソードをお届けします!
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歴史編纂委員会・編著
第四章 真の御父母様との一体化時代
五、真の御父母様の御家庭、初御来日(1967. 6. 12〜8. 10)
12. 地方巡回を終え、帰京
(15)崔容碩先生、民団の集会にて講演(1967. 7. 12)
1967年7月12日、東京の豊島公会堂での民団の集会において、崔容碩(チェ・ヨンソク)先生が講演をされました。
(16)夏期40日開拓伝道
『原理講論』の御言を学んだ土台の上に、真の御父様の指導により、7月20日から8月28日まで、全国483か都市において、937名が40日間の開拓伝道に出発しました。これは、全国に神様の基盤を拡大していくとともに、御旨を実践していくことを通して原理の御言をさらに自らのものとし、その信仰を確かなものとし、天の伝統を相続していく実践訓練でもありました。
(17)崔容碩先生、唯物論批判克服の講義(1967. 7. 23)
1967年7月23日、崔容碩先生が、本部教会において唯物論批判克服の講義をされました。
(18)韓国の先生方の地方巡回報告会(1967. 7. 30)
1967年7月30日の礼拝後、韓国の先生方の地方巡回報告がなされました。
(19)日本統一教会幹部会議(1967. 8. 3)
真の御父母様と地方巡回を終えた先生方の参加のもとに、日本統一教会幹部会議が持たれました。
1. 幹部会議における真の御母様の御言(1967. 8. 3)
「皆様、何とぞ天が信用して、あらゆることを委ねることができる、天の御旨を相続することができる子女たちとなって下さい。世間の学問を持つということは何かの実力を養うことであっても、人格を築き上げるものとなることはありません。私たちの世界におきましては、なんとしても神霊を体得することのできる皆様となるようにならなければならないと思います。
それで今度は修練会もありましたし、先生が帰られたあとでも、どうか皆様、原理の実力をもっと着けてもらいたいと思います。…原理を通じてのみ、御父様の心情と、天の心情と行き交うことができますから、その点、どうぞ真理といいますか、原理の実力をもっとつけていただくことをお願い致します。…
韓国の諺に『枝多き木に風静むことなし』でしょうか、そういう諺があります。枝が多い木はいっそう風に揺られますね。それは何を意味するかと申しますと、子供をたくさん持っている親は風が静まる時がないみたいに、いつも心配ごとやら、いろんなことで悩まされることが多いという意味なんです。先生は御自分の私生活のあらゆるものを少しも顧みられないのですが、本当に忘れてしまった方みたいになさっていられるんですね。世界人類の最後の一人までも御自分の懐におさめて神の御前に捧げたもう運命ですので、孝子女として生まれ変わった食口さんたち、その身の上を思って心配しない日がないというのです。私はいつも少し申し訳なく思っていますけれども、朝、目を覚ましてみるともうすでに、いつ目を覚まされてか、先生は一生懸命祈っておられる。風につけ、雨につけ、昼を問わず、夜を問わず、皆様子女たちのために祈っておられるのです。御旨成就のため瞑想にふけっていらっしゃる先生の姿を見ます時に、本当に天が愛さざるにはおれない御方だということを考えさせられます。
皆様、何とぞ原理を武装して、それから天の心情を通じて主人と僕の関係にあらずして親子の関係でもって結ばれた心情の世界にあって、いつでも苦労なさる時にも、御父様の面影を思い出して、うしろで一番心配して下さる、皆様のために祈って下さる、皆様のことを思って必死でもって協助をして下さる御父様がいらっしゃることを心強くお考えになられまして、いかなる逆境でも忍ぶことができ、真理と愛を世界の果てまで伝えることができます子女たちとなられますことを願います。…」
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次回は、「聖日礼拝後の御言」をお届けします。