2023.01.20 12:00
続・日本統一運動史 49
地方巡回⑤ 金沢
真の父母様が「母の国」である日本に向けて語られたみ言や、教会員たちの涙の証しなど、「続・日本統一運動史」では、1965年以降の「知らなかった」エピソードをお届けします!
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歴史編纂委員会・編著
第四章 真の御父母様との一体化時代
五、真の御父母様の御家庭、初御来日(1967. 6. 12〜8. 10)
11. 金沢巡回(7. 20〜21)
7月20日午前11時30分に真の御父様御一行が金沢教会に到着されました。そして11時55分から約4時間御言を語られ、昼食をはさみ、李耀翰先生のお話の後、午後10時半近くまで御言を語られました。
翌日の21日も出発される前に約2時間御言を語られ、小松空港を出発されました。
◇御言
「先生は1960年の時に…3人を信仰の子女として立たせて、そうして約婚させて結婚式をやっている。…それによって再臨されて新郎新婦が決定されるとともに、3人の弟子がイエス様の前で祝福されて勝利した基準に立ったことになる。だからそれまで3人の弟子に対して、実体的サタンが讒訴するその基準を解決した。…アダムの家庭、ノアの家庭において失敗した責任が復帰された形になる。」(抜粋)
◇宮原徹氏の証し
「心に残っている御言は『開拓に行ったら、その地の一番かわいそうな人の所へ行って尽くしてあげるんだね』です。地獄を天国に作り変えるのが御旨。主は捨てられた石を頭石にする。御父様の固い決意と許しと愛を感じ、思わず涙が出ました。
一日が過ぎて、皆庭にムシロを敷いてゴロ寝。私は眠る場所がなく、数人の兄弟と共に隣りの墓地で仮眠しました。夜中の3時頃、『私も救って欲しい』と足を引っ張る者が来ました。横に寝ていた兄弟が『ギャー』と言って逃げ出しました。さらに多くの霊が寄ってきました。耐えられなくなって寝場所を変えました。御父様のことを思い、朝まで寝られずにいました。
後日、久保木会長の証しの中に、金沢で御父様が話された後、休まれるようにと布団を敷いたのですが、朝まで2階の廊下にうずくまって、下にいる兄弟を見つめながら祈っておられたといいます。」(『ファミリー』1986年7月号)
◇揮毫「幸福之元天父愛情」
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次回は、「地方巡回を終え、帰京」をお届けします。