私の心の中にいる神様 155
おまえは伝道師だ!

 良心との対話で、ワクワク感が止まらない!
 毎週土曜日に配信予定です。

おまえは伝道師だ!

(男性 20代)

 自己牧会プログラムはその名のとおり、人に変化を要求せず、自己の心の変革を目指していく本質的な取り組みだと感じています。

 これまでは信仰生活というと、「いろいろなものとの闘い」というイメージが強く、絶対負けないで歩む、弱みを見せないで生きるという感覚でした。
 ですから、「孝情を啓発するための祈り」のワークは、自分にとてもフィットしました。

 「私は今、苦しく、つらい立場にいますが、神様、心配なさらないでください。私は見事に勝利しますので、安心なさってください」
 「私は親孝行をしたいです。真の愛を中心として、本然の自分になって、多くの人に喜びを与える人になりたいです」
 このように祈り頑張ってきました。

 ある日、とてもつらい歩みの日がありました。苦しいながらも親孝行の祈りをして歩んでいましたが、どうしても祈りが空虚になるのです。

 「良心には何でも相談したらいいんだよ」というアドバイスを思い出し、「弱みを見せてはいけない」という思いとの葛藤もありましたが、その日は良心に「ちょっと今、厳しい…。どうしたらいいですか?」と率直に尋ねてみました。

 すると即座に、「おまえは伝道師だよね?」と言われたのです。
 その言葉にピンときて、ハッとしました。勇気と自信が湧いてきました。伝道師として歩みたい、という心情が与えられました。

 この言葉が誰にとっても勇気が出るというものではないと思いますが、自分にとっては原点に帰ることができる一言でした。
 良心は私のことをよく知って導いてくれるということを感じました。

---

 次回は、「あなたは何もしてくれない!」をお届けします。


◆本編で紹介されている『自己牧会プログラム』の、ワークの内容を詳しく書籍でご覧になりたいかたはコチラ