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続・日本統一運動史 46
地方巡回② 高知

 真の父母様が「母の国」である日本に向けて語られたみ言や、教会員たちの涙の証しなど、「続・日本統一運動史」では、1965年以降の「知らなかった」エピソードをお届けします!
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歴史編纂委員会・編著

(光言社・刊『日本統一運動史~文鮮明先生御夫妻と日本の統一教会および統一運動の歩み』より)

第四章 真の御父母様との一体化時代
五、真の御父母様の御家庭、初御来日(1967. 6. 128. 10

4. 高知巡回(7. 10〜11)
◇高知の城山山頂での御言
 「日本人は、全体のために、国のために尽くせ、国家に対し忠を尽くし、親に対しては孝を尽くせという、昔修身と言ったが、そういうのが多いんですね。自分ということは一つもない。尽くせということばかりで、自分のためにやれということはない。それはそうすることによって、国家は天の運勢に乗っかって永遠に存在することができる。

 その法に逆らった場合には、天の運勢と自分の運勢とは一定にならない。だから歴史的運勢とか、国家的運勢、家庭的運勢というのがあるんですよ。それらが、ある時は高くなったり、ある時は低くなったりするんです。…

 人間が一生を…短い眼目でもって見ると…不公平のように思うんだけど、2000年とか何千年単位としてこの一つの周期を見てみると、宇宙は絶対公平というんですね。だから一度栄えた国は必ず滅びる。必ず滅びる運命だから、滅びないための方法としては、どうしたらよいのか。

 …運勢の高く上がったその国の、栄えたすべての財物を、その谷の方に下ろしておけというんですね。そうすればまた上がる。しかし、高くなれば、皆高ぶるんですね。だから高くなればなるほど、下の方に心をつめて、そこに忠誠を尽くせというんです。そうすればそれが永遠につながっていく。国もそうなんですよ。先に打つ者は打たれる。

 第一次世界大戦も打った者が負けた。第二次世界大戦も打った者が負けましたよ。第三次世界大戦も共産主義が民主主義に対して打ちかかっている。善は先に打たれる。しかし絶対滅びることはない。だから善なる立場においては殴られても滅びることはない。悪なる立場に立って善なる者を打つ者は、絶対に滅びる。それは鉄則なんですよ。

 皆さんの近所でも、相当のお金を持って、傲慢な人がいるでしょう。かわいそうな人をこき使って、人々に『雷にでも打たれて死んでしまえばいい』と思われるような人の家は長くない。7を越すことはできない。3代か7代を絶対越えることはできない。だから共産主義も7代、8代を越えることはできない。だから次第に国際的共産主義になってしまう。そして国家内においても、まず日本における共産主義のように、二つに分かれてソ連派と中共派と闘うようになっている。これは滅びます。」(抜粋)

◇揮毫「本郷之都地上天国」

▲高知にて(1967.7.11

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 次回は、「地方巡回③ 広島/福岡」をお届けします。

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