FSコーチング講座 99
「前に進んでいる私」

ファミリーサポートコーチング講座

　「ファミリーサポート（FS）コーチング講座」は、文字どおり、より良い家族関係や人間関係を実現するために読者の皆さまをサポートするコーチング講座です。
　毎週月曜日配信予定です。皆さまの家庭生活、信仰生活、社会生活にぜひお役立てください。

第99回「前に進んでいる私」

ナビゲーター：西森 響
監修：阿部 美樹（伝道教育局）

　今回は、FSコーチングのセッションを受けた50代女性の感想をお届けいたします。

一人の世界から家族の世界へ
　私がクライアントとしてコーチングを受けた最初の1年ほどは、コーチの「神様と共に自然に行くとしたらどこへ行きたいですか？」という陽のイメージを描く問いかけに対して、「高山植物の花が咲きわたる山へ行きたいです」と答え続けていました。そこには、いつも私一人で行き、神様との会話に癒やされ励まされるイメージでした。

　しかし、1年を過ぎた頃のコーチングでの同じ問いかけに対して、初めてそこに家族も居て、子供たちが簡単な食事を作り、夫と子供たちと一緒に食べるイメージが出てきました。

　イメージの世界ですが、どうしても一人で行くことしかできなかった場所に、セッションを繰り返し受けた結果として、その日は家族と共に食事をすることをイメージできたのです。その場はなんとも平安で幸せな感情に満ちて肩の力が抜けた感じでした。

　この平安で幸せな感情を実体でも得たいと思った瞬間に、それが目的（願い）になりました。そして、その目的をかなえるためにみ言を学び、家族を復帰して祝福を受けよう。さらには、「天寶家庭を目指す」ということが「目標」であり、「道しるべ」であると思いました。
　それを、クライアントの立場で感じさせ、教えてくれたFSコーチングはすごいと思いました。

一歩前に進む
　その後、教区の祈祷会に自宅でネットを通して参加した時、お祈りをしていると「声」が聞こえました。
　「本当に統一思想が好きなら、一歩前に進んだらいいよ」と。

　そこで自分が感じた「一歩前に進む」とは、「統一思想とコーチング」のセミナーにS席（顔出し・発言ありの席）で参加して、感想を話すことでした。
　引っ込み思案の自分がS席の申し込みをするには、勇気が要りましたが、愛する天の父母様（神様）の声だと思い、滝のように涙を流しながら思い切ってS席を申し込みました。

　初めて顔出しのS席で参加する日まで、自己紹介は何を話そうかと、2週間悩み続けました。
　前日にFSコーチングは自分の状況や立場よりも、心情でつながる場所だという思いに至り、当日の自己紹介では所属教会と名前だけを話しました。そしてセッションの終わりに、思いのまま感想を話すことができました。

大事な友人になる
　他の「マスターセミナー」のS席でも感想を話しました。その時のクライアントのAさんが、今では大事な友人になりました。西森コーチが、「このFSコーチングで話をしたい人はいますか？」と尋ねてくれた時、私はAさんと話したいという思いを伝え、つないでいただきました。私の気持ちをくみ取り、気になっていたAさんとつないでいただき、本当に感謝いたします。その後、Aさんとお互いにコーチングをし合って、心の底（潜在意識）の宝物を引き出し合うかけがえのない友人になりました。

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　次回は、FSコーチングのセッションを受けた50代女性の感想をお届けします。

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