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ファミリーサポートコーチング講座

 「ファミリーサポート(FS)コーチング講座」は、文字どおり、より良い家族関係や人間関係を実現するために読者の皆さまをサポートするコーチング講座です。
 毎週月曜日配信予定です。皆さまの家庭生活、信仰生活、社会生活にぜひお役立てください。

第98回 改めて、ファミリーサポートコーチングとは②

ナビゲーター:西森 響
監修:阿部 美樹(伝道教育局)

 今回も、「改めて、ファミリーサポートコーチングとは」と題して、コーチングの概要についてお伝えします。

【ファミリーサポートコーチングとは】
 ファミリーサポートコーチングとは、一般の「コーチング」や「NLP(神経言語プログラミング)」を、統一原理・統一思想を土台として整理したものです。

 天の父母様(神様)を中心として、コーチとクライアントはコーチングセッションを行います。
 これは四位基台を形成している姿とも言えます。クライアントの創造本性を引き出し、目的達成や課題解決を支援するアプローチであり、「天一国主人」になれるように導くコーチングです。

 コーチはクライアントに対して相手が答えを持っており、相手には無限の可能性があることを信じて質問します。
 そうすることで、クライアントは自ら答えを見つけ出していくことができます。

 クライアントの心の中では、内的性相(知情意)と内的形状(観念、概念、数理、法則)からロゴス(明確な設計図)が形成されるようになります。
 すると心情的には「できる確信」を持つようになってワクワクする状態となり、具体的な実行計画を立てるなど創造性が発揮されるようになります。


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【大切な3大原則とセンタリング】
 ファミリーサポートコーチングでは、(1)人は誰もが自分で答えを見つけ出す力を持っている (2)人は誰もがパーフェクトな存在である (3)人は誰もが限りない可能性を持っている、という創造原理的人間観を3大原則としています。

 どのような相手に対してもこのような3大原則で見ることを大切にしています。
 また、コーチは(1)要求しない真の愛 (2)肯定的関心 (3)個性を尊重する、価値観の枠にはめない、という3点の中でセンタリングされた心の状態を心がけます。すなわち、「神様の通過体」のような姿勢です。


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【コーチングのスキル】
 ファミリーサポートコーチングは、傾聴、共感、承認をベースにしながら、そこに脳神経科学を用いたNLPを加え、さらに天の父母様と真の父母様の視点や心情を入れた内容です。

 クライアントのテーマ(課題)に対して、対応できる3種類のスキルを主に用いています。
 例えば、「将来、◯◯を達成したい」という目標・夢を達成することを願う場合は「チェインプロセス」というスキルで、1段階ずつ夢の実現に向かっていることを体感しながらゴールを目指していきます。

 また、特定のかたとの人間関係の改善の場合は、「ポジションチェンジ」というスキルを使って対話することが有効です。
 陰(負)の感情の解消や心の葛藤を整理する場合は、「陽陰の統合」というスキルを用います。
 ファミリーサポートコーチングでは、善悪で捉えがちな感情や出来事に対して「陽陰」で捉えます。そうすることで、さまざまな課題が解決しやすくなるという特徴があります。

 コーチは、クライアントのありのままの姿を承認します。クライアントがなりたい姿に向かって自分のペースで、自分が責任を持って進んでいくことができるようにサポートします。


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 次回は、FSコーチングのセッションを受けた50代女性の感想をお届けします。

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