2022.12.14 22:00
アングル~情報戦に勝て。49
過去を反省する前に
2022年も20日足らずとなった。
ほとんどの人々は今を生きている。過去を振り返って歴史の教訓に学ぼうとすることは案外難しい。一方で、現在は確実に未来につながっている。ある日突然別の世界が現れることはない。
これを因果関係で解くもよし、目的論で説くもよしである。
今回紹介するのは、世界日報12月13日付「メディアウォッチ」欄から、「国民を煽り熱狂をつくり出す新聞、テロに沈黙し甘さを露呈した歴史」の見出し記事。
「新聞が戦争を煽った」の小見出しにどきりとした。
「世論」と称する新聞をはじめとするメディアが歴史に影響を与えた事例は枚挙にいとまがない。
今がどんな未来をもたらすのか。
100年後、われわれの子孫は2020年の日本をどのように評価するだろうか。
師走、一年で一番「今」が忙しい時期かもしれないが、だからこそ、未来を考え、子孫たちが平和で幸せに暮らせる社会をつくり出すための判断と選択をしなければならない。
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(則)