2022.11.24 17:00
スマホで立ち読み Vol.19
『真のお母様、感謝します』18
(光言社・刊『真のお母様、感謝します』より)
スマホで立ち読み第19弾、『真のお母様、感謝します』を毎週木曜日(予定)にお届けします。
真のお母様(韓鶴子総裁)との出会いの証しを集めた貴重な一冊です。
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お母様は全世界の祝福会場に来てくださる
田中 敬子(6000双)
2002年2月、大阪で教会長をしていた夫と共に、教会の祝福式の主礼を務めることになりました。私は、真のお母様の代身として立たなければならないと思うと、足がすくみ、重責を果たせる自信がありませんでした。
泣きながら祈っていると、お母様の「私は全世界の祝福会場に行きます。大阪にも行くから大丈夫よ」という優しい声が聞こえてきました。
祝福式当日、私は控え室で、前夜、お母様が必ず来てくださると約束してくださったことを信じて待っていました。しかし、その一方で、いつ来てくださるのか、もし来てくださらなかったらどうしようという思いが湧き、不安と緊張で、今にも泣き出しそうでした。
式が始まり、私たち夫婦は主礼として入場しました。広い会場は大勢のカップルでとても狭く感じました。その時です。ざわざわしていた会場が一瞬シーンと静まり、お母様がスーツ姿で、ニコニコと手を振りながら会場に入ってこられるのが見えたのです。
私は心の中で、「会場の皆さん、今、お母様がいらっしゃいました!」と叫びました。不安はさーっと消えて、会場はお母様の愛で満たされたようでした。お母様は祝福式の間じゅう、ずっと一緒にいてくださったのです。私は、「お母様、本当にありがとうございます」と、何度もお礼を申し上げました。
帰宅してから夫にこのことを報告すると、「良かったね。お母様がいらっしゃったということは、私のところにはお父様が来てくださっていたんだろうなあ」と言うのです。私は自分のことで精一杯でしたが、冷静に考えると、お母様がお一人でいらっしゃるはずはないでしょう。きっと全世界の祝福会場に、真の父母様は共にいらっしゃるのだと思いました。
さまざまな事情でサテライト祝福を受ける人の中には、韓国の祝福会場に行けず、寂しく思う人もいるようですが、私は大きな声でお伝えしたいと思います。「全世界の祝福会場に、父母様は必ずいらっしゃいますよ」と。
【お父様がお母様について語られたみ言】
先生一人でも真の御父母様の代身であり、お母様が一人でも真の御父母様の代身です。
(「真の御父母様の生涯路程」⑩ 349ページ)
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次回は、「お父様のご気分に合わせ、語る声にまで注意を払われた」(沈明玉)をお届けします。お楽しみに!