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中和新聞セレクト Vol.6
家庭理想の実現

 毎週2回(火、金)、さまざまなコンテンツを配信している『中和新聞』。Blessed Life編集部が同記事のアーカイブスからおすすめのコンテンツをセレクトして皆さまに紹介します!
 第6弾は「家庭理想の実現」(家庭教育局)のシリーズを毎週水曜日(予定)にお届けします。
 同コンテンツは『中和新聞』20174月から連載中のシリーズです。

92020孝情天宙祝福式の歴史的恩恵

(中和新聞 2020年6月9日 通巻1267号より)

 天一国8年天暦114日(2020年陽暦27日)、韓国の清心平和ワールドセンター(現・HJグローバルアートセンター)に真のお母様を主礼としてお迎えし、「天地人真の父母天宙聖婚60周年記念2020天地人真の父母孝情天宙祝福式」(以下、2020祝福式)が盛大に挙行されました。2020祝福式を振り返り、その特別な恩恵について、阿部美樹・家庭教育局長(当時)の解説を紹介します。(詳細は『祝福家庭』96<2020年春季号>「スペシャル・解説」をご参照ください)

■「特別な意味のある祝福式」、五つの理由
 2020祝福式(27日)には、日本から約2000人の若者たちが参加しました。そして、前回までの祝福式では、二世よりも一世の参加者が多かったのですが、今回初めて二世の数が大幅に上回りました。今回の祝福式は、次の五つの理由から、特別に意味があると感じました。

▲祝福式の主礼を務められる真のお母様(聖水式)

①真の父母様御聖婚60周年記念の祝福式
 1960年に「小羊の婚宴」である「真の父母様の御聖婚式」が挙行されました。人類歴史上、初めて神様が公認することのできる結婚式が行われ、人類の「真の父母」が立たれました。

 人間始祖が果たせなかったことは「神様を中心とした結婚」です。復帰摂理歴史における旧約・新約時代を土台にして、勝利された人間始祖の立場にある真の父母様が顕現され、「成約時代」を迎えました。

 真の父母様によって、私たちも神様を中心とする祝福結婚の恵みに与るようになりました。

 さらに、2013年の基元節に、成約時代から「天一国時代」へと移り変わりました。天一国は「二人が一つの国」と書きますが、二人が一つになって家庭人として出発する場が「祝福結婚式」です。

 御聖婚60周年は、還暦の節目の「回婚禮」であり、神様の復帰摂理歴史6000年を象徴する期間でもあります。真の父母様の歴史的な御聖婚60周年記念の年に行われる意義深い2020祝福式でした。

②天一国安着時代の祝福式
 2013年、基元節宣布とともに「天一国元年」となりましたが、天一国の実体はなく、それを実現するのが2020年までの7年路程でした。

 201293日、真のお父様は霊界に行かれましたが、地上では真のお母様が全責任をもたれ、「中断なき前進」を宣布して再出発されました。お母様は人類を代表して「侍墓3年精誠路程」を歩まれ、天一国の実体化のために「神氏族メシヤの勝利」と「7カ国復帰の勝利」を決意して歩まれる中で見事に勝利されました。

 神氏族メシヤは全祝福家庭の宿命的責任です。氏族圏を土台にして天一国が安着します。祝福式前日の「天一国基元節7周年記念式」でお母様は「天一国安着」を宣布され、天一国安着時代を象徴する2020祝福式となりました。

③真のお父様御聖誕100周年記念の祝福式
 真のお父様の聖誕(1920年)から100年となる2020年に祝福を受けた新郎新婦たちには、「真の父母様を、何よりも誇り愛する祝福家庭になってほしい」との天の願いを感じます。

 20093月、お父様の自叙伝『平和を愛する世界人として』の出版に続いて、2020祝福式の3日前(24日)に、お母様の自叙伝『人類の涙をぬぐう平和の母』の出版記念式が行われ、真の父母様の歩みが広く紹介されました。神様の独り子であるお父様と独り娘であるお母様の聖誕を、天はどれだけ待ち望まれたでしょうか。今回誕生した祝福家庭には世界人類の先頭に立つべき願いがかけられていることでしょう。

④天寶入籍に向けた特別恩赦による祝福式
 「天一国安着時代」を迎え、全祝福家庭が神氏族メシヤの使命を成し遂げ、「天寶」として入籍する時が来ました。真のお母様は、全祝福家庭と食口たちに対して、全ての罪を清算するための「天一国安着時代天寶入籍のための特別恩赦(天寶特別恩赦)」として、天寶聖酒式(26日)を土台に7日、祝祷を捧げられました。

 祝福家庭のゴールは祝福を受けて家庭をもつことではありません。縦的には430代の先祖解怨・祝福を勝利し、横的には430家庭の祝福伝道勝利を通じて天寶入籍家庭になることです。

 天寶入籍家庭を目指して出発できるよう、天寶特別恩赦を通して血統問題や心情蹂躙など、倫理的、信仰的、心情的な過ちが赦(ゆる)されます。

 今回、祝福式前日に新郎新婦たちが参加した天寶聖酒式は、「天寶特別恩赦」とともに「天一国入籍祝福」も兼ねた聖酒式として行われました。天一国入籍祝福式は、夫婦として結ばれる祝福結婚式とは別に、基元節以降、天一国の民としての入籍が許諾され、新しく生まれ変わる、包括的な恩賜の祝福式です。

⑤真のご家庭のお孫様と共に参加した祝福式
 真のご家庭の長男である文孝進様家庭の長男の文信出(ムン・シンチュル)様・張智堣(チャン・ジウ)様ご夫妻と、次男の文信興(ムン・シンフン)様・入山有恵(いりやま・ゆめ)様ご夫妻がそろって祝福を受けられた歴史的な祝福式でした。

 今回参加した新郎新婦は、今後、孝進様家庭を支える基台として、孝情の祝福家庭になることが願われていると感じます。

■「恩恵の場」、「試練の場」でもある祝福
 祝福結婚式は、人生最大の「恩恵の場」であると同時に「試練の場」でもあることを忘れてはいけません。

 相対間で自分の価値観を押しつけてつまずいたり、周りのカップルと比較して寂しさを感じたり、相手をみ言で裁くなど、いろいろな試練が起きるでしょう。そのような時ほど、「相手が悪い」とするのではなく、神様が下さった「摂理」として捉えるのです。試練を乗り越えてこそ成長します。

 夫婦は神様から与えられた「理想相対」であり、お互いを通して天国に行くための「唯一、永遠の関係」です。「神様を中心とした愛」で愛すれば、「神様の似姿」に近づくことでしょう。

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 次回は、「四大愛を実践し家庭力を磨こう」をお届けします。

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