2022.09.17 17:00
【B-Life『祝福家庭』コーナー】
『祝福家庭』81号(2016年 夏季号)
誌上説教
伝道は最高の愛の実践
周藤健(43双)
3回に分けて紹介します。
誰も教えてくれなかった「人生の道」
「伝道」とは、読んで字のごとく、「道を伝える」ことです。「道」は自分が今いる所と行くべき所、目的地までを結ぶ線です。その道に沿って行けば、目的地に到達するのです。
私たちの人生における目的地はどこでしょうか。何のために生まれ、何のために生きているのか、この答えを求め、私たちは人生を懸けてこの問題の解決を求め続けています。
子供は、大きくなってくると母親に質問します。「ママ、ぼくは何のために生まれてきたの?」。すると母親は次のように言います。「ママは今忙しいから、パパに聞きなさい」。
父親に尋ねると、父親は「学校の先生に聞きなさい」と答えます。子供は学校の先生に質問します。「ぼく、何のために生まれたの? 何のために生きてるの?」。
先生の返事は、「大きくなったら分かる」「教会に行って牧師先生に聞きなさい」です。それで教会に行ってみると、牧師は「お祈りしなさい」と答えるというのです。
結局、誰もはっきりと答えることができません。何のための人生なのか分からないので、私たちはそこに行くための「道」も分からなかったのです。
真の父母様を通して知った「幸福への道」
しかし、メシヤ、真の父母様が来られ、初めて「人生の目的」と「道」を明らかにしてくださいました。人生の目的とは、「神様の創造理想を完成すること、つまり、三大祝福の完成であり、四大心情圏を完成した世界を創ることである」と。人間の真の幸せはこの四大心情の定着点にあります。
真の父母様が来られるまで分からなかったのは、堕落によって私たち人間が罪を背負っているからであり、そのままでは永遠に創造理想を全うすることはできないのです。
ですから、私たちはまず罪を清算しなければなりません。そのためにメシヤと出会うのです。そして血統転換をなし、祝福を受け、幾つもの段階を越えていってこそ、神様の創造理想を完成することができます。人間は、真の幸せ、至福の世界をつかむことができるというのです。
「伝道」とは、人生の目的を達成する道を示すこと、つまり真の幸福を得る道を示すことであり、具体的には「メシヤを紹介すること」と言えます。そのためにメシヤの言葉、真の父母様のみ言を伝えるのです。これが「伝道」です。
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こちらの内容は『祝福家庭』81号「誌上説教」で全文をお読みいただけます。
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