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(『祝福家庭』77号)
【第3祝福】「主管性完成」

 いつでもどこでも、訓読生活!
 このシリーズでは季刊誌『祝福家庭』に掲載されている三大祝福完成に関するみ言を紹介します。

【第3祝福】
「環境を愛して管理」に関するみ言(3)

 皆さんは、万物を公的に管理できる人にならなければなりません。御飯を食べるときは、その御飯の価値を知って食べなければなりません。「お前は、どんな人の口に入ることを願うのか。お前は、どんな顔をもった人の口に入って骨となり、肉となり、エネルギーとなり、善の世界のために何を残したいと思うのか」と考えながら御飯を食べなければならないというのです。御飯がおなかに入るのは同じですが、たった一つの御飯粒でも、善の人に入っていくことを願うのです。


(天一国経典『天聖経』第6篇・第3章・第3節・5


 万物には真の主人が必要です。万物は今まで、公的な権限と価値を賦与されませんでした。万物は、そのような立場で治められることを願っています。すなわち、万物は真の愛の管理を受けなければならないということです。真は、自分を中心としたものではありません。


(同 第6篇・第3章・第3節・13


 被造世界は、誰のために生じたのでしょうか。それは、「私」のためにあるのです。私たちに喜びを与えるためにあるのです。ですから、人間は、自らが動機となって得た結果に対して、幸福を感じる環境を造らなければなりません。ここに、高次的な愛の理念へと発展させるためのみ旨があります。人間は、万物を愛し、万物は人間に美を返す境地に入るとき、人間は和動の中心体になります。


(同 第6篇・第1章・第2節・9