(『祝福家庭』77号)
【第3祝福】「主管性完成」

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 このシリーズでは季刊誌『祝福家庭』に掲載されている三大祝福完成に関するみ言を紹介します。

【第3祝福】
「環境を愛して管理」に関するみ言(2)

 皆さんが環境圏をつくらなければなりません。神様も、環境圏として太陽、地球、空気、水を造りました。環境圏には、いつも主体と対象があります。それが公式です。
 すべての被造万物は、ペア・システムになっているのです。鉱物世界もそうであり、動物世界もそうであり、人間世界もそうです。なぜ主体と対象になっているのでしょうか。真の愛の完成のためです。主体と対象がなければ、愛を中心として完成できません。これが公式です。


(天一国経典『天聖経』第6篇・第2章・第2節・14


 世界は深刻な環境危機に直面しています。環境汚染と自然破壊は、神様が創造された美しく神聖な世界を冒瀆(ぼうとく)するのと同じです。真の愛がない人は、自然界を単純に、利己的な利用物としてのみ考えるだけです。
 堕落がもたらした深刻な結果の一つは、アダムとエバが神様の真の愛を相続できなくなることによって、人間同士、または動植物や地を正しく愛することができなくなったことです。万物は、人間の真の愛を待ち望んでいるのです。


(同 第6篇・第4章・第2節・21

 私たちは、地の恵みと、万物の恵みと、空気の恵みと、太陽の恵みを受けて生きるのです。自分のものは一つもありません。誇るものがありません。絶対信仰の中で、絶対愛の対象として造られたそのものを摂取して生きようとするなら、絶対なる神様が創造されたのと同じように、自分のために生じたすべての万物に絶対信仰で対さなければならず、絶対愛で対さなければならず、絶対愛だけではなく、自分が主人となった立場で、生命までも投入して消化すべき責任があるのです。


(同 第6篇・第1章・第2節・12