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霊界の実相と地上生活(48)
中流層の鉱物世界

 36家庭の李相軒(イ・サンホン)先生(1914~1997)が霊界のさまざまな事実を証しされたメッセージ、「霊界の実相と地上生活【霊界の様相編】」を毎週土曜日配信(予定)でお届けします。

世界平和統一家庭連合

(光言社刊『霊界の実相と地上生活』より)

第二部 天上天下の救世主・真の父母
第二章 被造世界(宇宙論)
三 鉱物の世界

李相軒先生

中流層の鉱物世界
 森羅万象の、存在するすべての創造物は、愛の神様が人間のために造っておいた被造物です。したがってすべての被造物は、上流層のように神様が共にあってこそ、彼ら自身の本分をすべて発揮することができるのです。それゆえ鉱物自体も神様と共に生きることを願っています。

 ここ中流層の鉱物の姿は、簡単に話せば地上のそれと似ています。人間は喜怒哀楽の大部分を、自然を通して経験することが多いのです。

 ところで、人間が美しい宝石や盆石など、鉱物を見て楽しむために手に入れたとき、人間の欲望はそれで達成されるかもしれませんが、真の主人に出会って喜び楽しみたい万物や鉱物自体の欲望は達成されることはありません。

 人間は一定の環境圏にある鉱物の外的な形だけを見て満足していますが、様々な鉱物は一定の環境圏において造られたままの姿で存在するだけです。それゆえ、鉱物世界はその本質的な深い内容を発揮することができないでいます。鉱物におけるところの目や口や鼻は、形としては存在しませんが、それらは人間と共に交流することを願っています。また私たち人間は、鉱物世界にまつわる神様の恨(ハン)までも解かなければなりません。

1999125日)

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 次回は、「下流層の鉱物世界/鉱物世界と神様の心情」をお届けします。


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