至誠感天 家和万事成 158
未来の主人として残るためには

 今日も「一日の出発のみ言」をお届けします。

(光言社・刊『至誠感天 家和万事成』より)

第三章 信仰生活の四大指針

第二節 礼拝儀式の義務化

(一)礼拝時間の重要性⑤

 未来の主人は、未来に決定されるのではなく、現実において決定されます。現実において決定されて、未来の主人になるのです。それは、一日、二日で決定するのではありません。一年、あるいは一生を経て現実的勝利の土台となり、そうすることによってそれが勝利の歴史として残され、今日の勝利が過去の勝利よりも輝かしいものになるときに、現在の中心として推戴(すいたい)されるようになるのです。また、その推戴が現在で終わるのではなく、内的に誓えば誓うほど、そこには現実で感知できない未知の未来の内容が宿るのであり、そうしてこそ、未来の主人として残ることができるのです。

 それでは、現実に失敗の要因があるとすれば、それはどこから決定されるのでしょうか。礼拝時間と祈祷時間から決定されます。精誠を尽くせば高められますが、精誠を尽くさなければ、平坦(へいたん)なままになるのです。そのような人は、水平線にいられれば分かりませんが、そこから落ちてしまいやすいというのです。(45271971.6.6

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 明日は、「聖日を迎えるために準備する」をお届けします。