至誠感天 家和万事成 146
天を通じた因縁を忘れない

 今日も「一日の出発のみ言」をお届けします。

(光言社・刊『至誠感天 家和万事成』より)

第三章 信仰生活の四大指針

第一節 祈祷生活の呼吸化

(五)食口のための牧会者の祈祷②

 本当に不思議なことは、ある食口(シック)が離れていくと、その人と性格も似ていて、話し方も似ていて、歩き方まで似ている人が入ってくるのです。ある面で見れば、不思議なほど離れていったその人と非常に似ている人でありながらも、すべての面において並外れて優れた人が入ってきます。このようなことを見るとき、尽くした精誠は失われない、ということが分かります。これは、間違いない事実です。

 ですから、誰に会うにしても、会っただけで終わってはいけません。天を中心として会った人ならばなおのこと、絶対にその因縁を忘れてはいけません。教会に来ていたのに来なくなったからといって、切ってしまったり、呪(のろ)ったりしてはいけないということです。その人が離れていったとしても、その人と結んだ因縁だけは捨ててはいけません。(42-162、1971.3.4)

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 明日は、「天国は報告生活をする所」をお届けします。