2022.07.02 12:00
スマホで立ち読み Vol.18
『家庭連合が贈る聖書ものがたり』2
世界平和統一家庭連合「聖書ものがたり」制作チーム/編
スマホで立ち読み第18弾、『家庭連合が贈る聖書ものがたり』を毎週土曜日(予定)にお届けします。
「統一原理」をもとに聖書の世界を絵と文章で鮮やかに描いた、楽しみながら聖書の世界に触れることのできる絵本シリーズです。
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家庭連合が贈る聖書ものがたり 2
アダムとエバ
さいしょの人、
アダムとエバは、
エデンの園で
神さまといっしょに、
しあわせに
くらしていました。
エデンの園は
とても美しいところでした。
草木が生いしげり、
くだものも
豊かに実りました。
アダムとエバは
いつも神さまのぬくもりを
感じていました。
天使長がアダムとエバに
いろいろなことを
教えてくれました。
二人は
毎日おおくのことを
まなびながら、
成長していきました。
エデンの園のまん中には、
命の木と
善悪を知る木がありました。
神さまは、
二人に
いましめを与えられました。
「どの木から
取って食べてもいいですが、
善悪を知る木の実だけは、
ぜったいに
食べてはいけません」
ところが、
へびがあらわれて
エバに言いました。
「ほんとうに、
善悪を知る木の実を
食べるなと
神さまが言ったのですか?
それを食べると、
目が開け、
神さまのように
なれるのですよ」
善悪を知る木の実は、
とても美しく
おいしそうに見えました。
「少しくらいなら
だいじょうぶかしら」
エバはその実を取り、
かくれて
そっと食べてしまいました。
すると、
それまでエバをつつんでいた
神さまのぬくもりが、
とつぜん
消えてしまいました。
「どうしよう、
わたしは神さまを
うらぎってしまった」
アダムは知らずに
野原で遊んでいます。
「わたし一人では、
とてもたえられない。
アダムだったら
助けてくれるかもしれない」
アダムは、
不安にふるえるエバを見て、
とても心配しました。
そして、
エバを安心させようと思い、
誘われるまま、
自分もエバから
善悪を知る木の実を
もらって、
食べてしまいました。
善悪を知る木の実を食べてしまったアダムとエバは、この後どうなったのでしょうか。
お話の続きは、ぜひ書籍でご覧ください。
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次回は、「カインとアベル」をお届けします。お楽しみに!