2022.06.16 17:00
シリーズ聖歌
世界平和統一家庭連合の「聖歌」を、第一部1番から順にご紹介してまいります。
今回は、聖歌の第二部10番「美しいものを求める心は」をお届けします。
第二部10番「美しいものを求める心は」は、「いしざき ともひろ」さんが作詞・作曲した聖歌です。
今回は、現在『世界家庭』で連載(不定期)している「続・聖歌のめぐみ」から、聖歌・讃美歌のルーツについてご紹介します。
音楽には神聖で神秘的な力があり、そのうえ聖歌・讃美歌には言霊が入ります。
聖歌・讃美歌に入る言霊は、旧約聖書の「詩篇」が起源となっています。
詩篇は、個人の嘆きや生活の中で感じた感謝や喜び、王の即位、民族の苦しみなどが150篇にわたってつづられています。長い年月、多くの作者によって作られ、詠唱という形で暗記されながら、神に導かれた民族の魂を伝えてきました。
詩篇を読んでいくと、限りなく人間の視点に近いところから始まることが多いのに驚かされます。素直に、ありのままの自分を隠すことなく、悲しみや苦しみを神に向かって訴えています。
そしてなんと、その叫びに応えて神が歩まれた歴史が現れるのです。そのとき、神の声を聞き、神の歴史を見つめた人間は心を砕かれます。そして再び、神と共に生きる力を得て歩き出すことができるのです。
これは人間の魂が引き上げられる、霊的勝利の道筋を示しています。
サタン分別の闘いを通して神に至る道が、聖歌や讃美歌のルーツなのです。
(参照:『世界家庭』2020年2月号「続・聖歌のめぐみ」)
他の聖歌もYouTubeのU-ONE TVチャンネルの再生リスト「聖歌」からご視聴いただけます。