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霊界の実相と地上生活(40)
動物の世界

 36家庭の李相軒(イ・サンホン)先生(1914~1997)が霊界のさまざまな事実を証しされたメッセージ、「霊界の実相と地上生活【霊界の様相編】」を毎週土曜日配信(予定)でお届けします。

世界平和統一家庭連合

(光言社刊『霊界の実相と地上生活』より)

第二部 天上天下の救世主・真の父母
第二章 被造世界(宇宙論)
一 動物の世界

李相軒先生

動物の世界
 地上には様々な動物がたくさんいます。牛、豚、犬、鶏、うさぎ、かも、りす、猿など、数え切れないほどたくさんいます。では、この天上にもそのような種類の動物たちが生存するのでしょうか。皆さんも大変気に掛かるに違いありません。一言で要約すれば、そのような動物はすべて存在します。

 人間は地上生活において動物を捕まえて食べたり、ペットにしたりします。地上では人間は主人になって動物を勝手に扱いもします。しかし、霊界においては衣食住の生活面で全く困らず豊かなため、動物を捕まえて食べる必要がありません。また、地上では豚や牛などが子を産めば、主人は財産目録が増えて大変喜んだりします。しかし、霊界において動物は、生存しても繁殖はしないのです。

 それでは、霊界のすべての動物は何をするのでしょうか。それは一言で要約すれば、人間と共に喜び合いながら生存するのです。霊界の動物は、人間を恐れて避けたり逃げたりすることがなく、ただ人間と一緒に生存しています。彼らは人間が自分たちの主人であることや、人間を喜ばせるために存在していることを知っています。

 例えば、猫は見慣れない人を見ても逃げず、人間の手や頭に乗って、自らの固有の鳴き声でじゃれたりします。ほとんどの動物は人間の傍らで、あたかも赤ちゃんが母親の傍らを離れたくないかのように暮らしているのです。人間を恐れる動物は一匹もいません。彼らは自分の巣や林の中や木の枝で暮らしていますが、人間の声を聞くや否や、やって来て歌を歌いながら喜びます。そして、彼らは人間の体の至る所を自らの安息所のようにして、安らかに、恐れることなく寝たりします。

 それだけではなく、すべての動物は人間の生活環境に応じて動いてくれます。人間に楽しいことがあれば、鳥は歌を歌い、獣はぴょんぴょんと跳び跳ねながら喜びます。また、教育の場となれば、おとなしく講義を聴きながら、教育の進行や日程に一様に順応します。彼らは自分たちの主人の表情と生活をよく知っていて、一緒になって動くのです。すべての動物は、主人である人間のために生存しています。

 では、このような動物を誰が創造したのでしょうか。それはこの美しい山や野原を創造したように、神様が創造したのです。神様は人間のために自然万物を創造されました。神様は人間を創造なさる時、出産の準備と同じように、子女の生活に必要なすべてを準備しておいたのです。親なる神様は、私たち人間のためにいろいろな次元の動物を創造してくださったのです。

19991129日)

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 次回は、「上流層の動物世界/中流層の動物世界」をお届けします。


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