(『祝福家庭』77号)
【第1祝福】「個性完成」

 いつでもどこでも、訓読生活!
 このシリーズでは季刊誌『祝福家庭』に掲載されている三大祝福完成に関するみ言を紹介します。

【第1祝福】
「従順、柔和、謙遜」に関するみ言(3)

 韓国の礼法では、目上の人から何かを受け取るときは、両手で受け取るようになっています。それは、水平になってこそ愛を受けられるという意味です。
 人心は天心であると言います。私たちのすべての規範は、良心の道理に従って、相対的に生じてきたものなので、水平にならなければなりません。男性と女性は、愛を軸として水平にならなければなりません。聖人が世界を愛する心、聖子が神様を愛する心をもって、いつでも水平にならなければならず、謙遜でなければなりません。


天一国経典『天聖経』第11篇・第1章・第1節・3


 「基元節」以降は、皆さんはどのように進むのでしょうか。歴史に一度しかない、途方もない天地開闢(かいびゃく)時代です。この時を迎え、果たして誰が孝子であり、誰が忠臣でしょうか。天は、皆さんにみ言も下さり、機会も下さいました。絶対信仰、絶対愛、絶対服従の姿勢で進まなければなりません。
 自分というものがあってはいけません。謙遜でなければなりません。自分が立派だと考えてはいけません。自分の周辺のすべての人に学ばなければならないのです。神様のみ前に立派な人はいません。天地人真の父母様の前に立派な息子、娘はいません。いまだ成長過程なのです。それを知らなければなりません。


(同 第12篇・第4章・第3節・36)


 今や人々は、神様が願われた理想の地上・天上天国が到来する時であることを知って、限りある人間の能力とは比較にもならない天運のみ手を感知しようと努力しなければなりません。生きて働かれる神様のみ前で、実に温柔、謙遜な姿勢で最も貴い天の真の血統を輝かせる孝子、忠臣、聖人、聖子の道を行く人が恵まれた天国人です。


(『平和経』136)