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祝福子女の祝福から家庭出発までをサポートする
『父母マッチングガイドブック』10

世界平和統一家庭連合 家庭教育局/編

(光言社・刊『父母マッチングガイドブック』より)

 『父母マッチングガイドブック』の一部を「立ち読み」でご覧いただけます! 毎週火曜日にお届けします。

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Part
父母マッチングに臨む姿勢

Ⅲ.父母マッチングの基本方針
01 各国共通のスタンダード

父母マッチングにおける5つの基本方針
 本部家庭教育局では、祝福結婚の意義と、そこにかけられた天の願いを踏まえ、次のような方針およびプロセスをもって、父母マッチングを推進しています。国際的に見れば、各国の置かれた事情や環境の違いにより、マッチングの進め方にも多少の違いは見られます。しかし、以下の内容は大枠として、国際間において合意された共通のスタンダードに当たります。マッチングに臨もうとする父母と子女は、まずこの内容に精通しましょう。

1.父母主体のマッチング
 二世祝福において、マッチングの権限が与えられたのは牧会者ではなく、父母です。もちろん、周囲の家庭やアドバイザー(→ 62ページ)などのサポートを得ることはできますが、マッチングに第一の責任を持ち、そのプロセスにおいて中心的役割を担うのは父母であることを自覚してください。

2.子女本人の意思の尊重
 ただし、父母マッチングは、父母の独断で進めていくものではありません。祝福結婚に臨む当事者として、子女本人の意向は、当然尊重されるべきです。父母マッチングとは、家庭で共に取り組むべき、親子の共同作業であると理解してください。

31家庭対1家庭の交流
 子女を交えた家庭間の交流(=家庭交流)は、1家庭対1家庭で行うのが原則です。仮に、相手家庭との交流に進展が見られないとしても、他の家庭と交流を始めるのは、先の交流を整理してからになります。複数の家庭と、子女を交えた交流を同時進行することは混乱を招きますので、おやめください。

4.双方の子女同士による最終決定
 約婚決定の最終判断を下すのは、あくまで祝福を受ける当事者である子女二人です。相対候補を紹介するまでは父母の責任ですが、紹介後、約婚を成立させるか否かの最終決定をするのは子女本人です。父母はこれを見守り、サポートするようにしてください。

5.重要事項の伝達と守秘義務
 家庭間でマッチングを進めるには、お互いに対する信頼が第一です。事実を正しく伝えないことは、両家間に大きな不信感をもたらします。伝えるべきことは、遅くとも約婚成立前までには正確に伝えると同時に、マッチング過程で得た相手のプライバシー情報は、決して他言しないようにしてください。

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 次回は、「ここが聞きたい!二世祝福①」をお届けします。



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