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祝福子女の祝福から家庭出発までをサポートする
『父母マッチングガイドブック』9

世界平和統一家庭連合 家庭教育局/編

(光言社・刊『父母マッチングガイドブック』より)

 『父母マッチングガイドブック』の一部を「立ち読み」でご覧いただけます! 毎週火曜日にお届けします。

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Part
父母マッチングに臨む姿勢

Ⅱ.父母マッチングに臨む内的姿勢
04 父母マッチングにおける子女の姿勢(子女向け)

親に神が働くか?
 以前、二世祝福において父母マッチングが開始された時のことです。ある二世から、「うちの親にも神様は働くのでしょうか?」という質問が寄せられました。今考えれば、冗談に聞こえるかもしれませんが、当事者にしてみれば、真剣そのものです。
 真の父母様が直接マッチングをしてくださった時代には、神様の働きを疑う余地がありませんでした。しかし、生活を共にしている父母がマッチングするとなると、多少不安になる気持ちが起きることもあるかもしれません。

父母の責任と子女の責任
 しかし、二世祝福を考えるとき、父母マッチングが導かれるかどうかは、親だけの責任ではないのです。二世祝福は家庭に与えられる祝福です。それは、父母と子女が共に精誠を立て、家庭に与えられた責任分担を果たしていかなければならないことを意味します。二世祝福とは親子で取り組むものであり、それはすなわち、神様が親だけでなく、子女にも働かれることを意味するのです。
 父母の責任分担は、神様のみ意(こころ)を求め、み言(ことば)訓読や祈りの精誠で子女の祝福相手を探すことです。そして子女の責任分担は、父母の思いの背後にある神様の意志を、み言訓読や祈りの精誠をもって見いだすことにほかなりません。

 父母から相対候補の紹介を受けたら、まずは親とよく話し合いましょう。「なぜこの人を選んだのか」「どういう経緯で両家が出会うようになったのか」など、父親と母親それぞれの思いを聞きましょう。そして、その父母の背後で働かれる神様の意図を祈り求めるのです。

外的な条件だけで判断しない
 マッチングの瞬間は、人生で最も利己的な思いが湧き上がる瞬間です。人間は誰しも、より条件の良い人と結婚したいという願望があるからです。しかし、いざ結婚生活を始めてみると、収入や外見などの外的な条件は、それほど重要ではないことに気づくでしょう。それよりも、お互いがどれだけ愛を投入し、強い絆(きずな)で結ばれるかが、結婚生活では大切なのです。
 それでは、最も強い絆とは、どのようにして結ばれるのでしょうか。それは、愛の主人である神様を中心として、男女が因縁を持つことから始まります。つまり、マッチングの際に、その出会いに神様が介在したかどうかが重要なのです。そのことに気づけるよう、祈り求める姿勢が大切です。

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 次回は、「各国共通のスタンダード」をお届けします。



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