暮らしのチエばあちゃん 147
オイルサーディンの缶詰で、イワシを丸ごといただこう

暮らしのチエばあちゃん 147
オイルサーディンの缶詰で、イワシを丸ごといただこう

豆知識蒐集家・蔵篠 チエ

　キレイ好きなチエばあちゃんがぽんまるに、日頃使える家事の裏技や、知っているとちょっと得するライフハックを教えてくれます！
　皆さんの暮らしのお悩みも、チエばあちゃんが解決してくれるかも？

 おばあちゃん、こんにちは(^-^)

 こんにちは。いい天気じゃね。初夏みたいな日があるかと思えば肌寒かったりと、何かと天気が目まぐるしく変わるのぉ(^^;)

 うん。この前なんか、台風も来たもんね。

 そうだったねぇ。

 …ところで、「オイルサーディン（※）」の缶詰のおいしい食べ方が知りたいっていうお姉さんがいたから、聞きに来たんだ。もらったけど、どう料理したらいいのか分からないんだって。

 オイルサーディンかい？ ハイカラじゃね。パスタで、ペペロンチーノ風にしたらおいしいけどね。

 うん…。ただ、なるべく炭水化物は避けたいんだって。

 そうしたら、トマト缶でイタリアンにしたらいいかも。野菜をいっぱい使うし。

 へーぇ、何ていう料理なの？

 さぁ？ おばあちゃんが適当に作ったから、名前は分からん(^^;)

 ん〜。じゃあ、おばあちゃん特製「さぁ？ディン」なんて、どう？

 …(ｰ ｰ;)

☆オイルサーディンをおいしくいただこう

【用意するもの】（3〜4人分）

・オイルサーディン　3缶

・トマト缶（ホールでもカットでも可）

・玉ネギ　大1個

・にんじん　1本

・セロリ　2本

・キャベツ　適宜

・ローリエ　2枚

・おろしニンニク　大さじ1弱

・白ワイン　50ミリリットル

・顆粒コンソメ　小さじ1〜2

・塩こしょう

・砂糖

・チーズ（ピザ用） 適宜

・ケチャップ　少々

・好みでチリソース

1. オイルサーディンの缶一つの油を半分ほどフライパンに入れ、トマト缶一つを投入。ローリエも入れ、弱火で時々混ぜながら煮詰める（酸味が和らぐので）。オイルサーディン缶の中身はお皿に出しておく。

2. もう1缶の油を適量、別のフライパンに入れて中火にかけ、にんじん・セロリ→玉ネギ→キャベツの順で炒める。おろしニンニクも入れる。

3. 1のトマトが半分の量ぐらいに煮詰まったら、2の野菜を入れ、お皿に出していたオイルサーディンを上に乗せて白ワインを加え、ふたをして弱火で煮る。

4. 5分ほど煮て、味見をしながらコンソメ、塩こしょう、砂糖少々で味を整える。

5. 皿に盛り付け、熱いうちにチーズを散らしてケチャップをかける。辛みが欲しい場合はチリソースも（今回、セロリの葉を刻んで散らしました。バジルやパセリなどもお好みで）。

 わーい。なんか、ばえる〜 (๑>◡<๑)

 イワシを骨ごと食べられるし、野菜も取れるし、栄養満点じゃ。

 これなら若い人たちにもウケそうだね。

 焼いたフランスパンが合うと思うね。

 早速、さっきのお姉さんに教えてあげなくちゃ！ …あ、でも食べてから行く(*≧∀≦*)

 ほほ…(^^) よろしくね。

※オイルサーディンとは
　イワシの頭や尾を取り除き油漬けしたものです。カルシウム満点で、その吸収を助けるビタミンDも含まれているのがいいですね。ただ、油も多いので食べ過ぎには要注意です。

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　次回の配信は5月11日を予定しています。お楽しみに！