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祝福子女の祝福から家庭出発までをサポートする
『父母マッチングガイドブック』7

世界平和統一家庭連合 家庭教育局/編

(光言社・刊『父母マッチングガイドブック』より)

 『父母マッチングガイドブック』の一部を「立ち読み」でご覧いただけます! 毎週火曜日にお届けします。

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Part
父母マッチングに臨む姿勢

Ⅱ.父母マッチングに臨む内的姿勢
02 祝福結婚のマッチング観

相手を「選ぶ」のか?
 父母マッチングに取り組む家庭の中には、マッチングを選択だと思い込んでいるケースも見受けられます。しかし、多数の中から相手を選ぶという発想に立った途端、迷いや不安が多くなるでしょう。なぜなら、人の選択や判断に絶対ということはないからです。
 真の父母様は決して、男女の出会いを、選択だとは教えていらっしゃいません。そもそも、神様は、アダムとエバに「自由に相手を連れてきなさい」とは言われていないはずです。アダムにはエバを、エバにはアダムを互いの将来の伴侶として、あらかじめ定めていらっしゃったのです。同じように、私たち一人一人には、天が出会わせたい相対が必ず準備されています。その一人を探すというのが、私たちにおける明確なマッチング観なのです。真の父母様による実体マッチングであれ、父母マッチングであれ、その観点に違いはありません。
 父母マッチングに求められる親子の姿勢は、「天が定めた相対」を親子のみ言(ことば)訓読や祈りの精誠で探し出すことにほかならないのです。

出会いの原点
 かつて、祝福相手は真の父母様が決めてくださっていました。真の父母様が精誠を立てて天の願いを探し求めながら、マッチングをしてくださっていたのです。そのようにして出会った男女は、たとえ二人の間に葛藤が生じたとしても、出会いの原点を振り返り、常に天の願いに立ち返ることができたのです。それが、祝福結婚の価値です。
 父母マッチングでは、相対探しを真の父母様の代わりに父母が行いますが、この祝福の価値は何ら変わりません。父母マッチングの一連のプロセスの中で、「神様と真の父母様を中心に因縁を結んだ」という出会いの原点を子女がつかむことが大切です。
 それがつかめれば、父母から紹介された相手を子女が他者と比較することはなくなるでしょう。そしてその相手を、真の愛を実現するための理想相対として迎えることができるに違いありません。父母マッチングにおいて、父母と子女のみ言訓読や祈りの精誠が強調されるのはそのためなのです。

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 次回は、「本人の意思と父母の覚悟」をお届けします。



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