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【テキスト版】
ほぼ5分でわかる人生相談Q&A
幸せな人生の極意!

第85回 健康な食事と生活習慣を教えてください

ナビゲーター:阿部美樹

(動画版『ほぼ5分でわかる人生相談Q&A』より)

 皆さん、こんにちは!

 今回は、「健康な食事と生活習慣を教えてください」という質問です。
 健康で快適な生活を維持するためには、食事と生活習慣が大切です。
 手軽にできる工夫を心掛けるだけで健康寿命が延びていきます。

 今回は、世界レベルの名医の本音を全部まとめた『最強の健康法 ベスト・パフォーマンス編』(ムーギー・キム著)を参考にしてお届けいたします。

 まず、誰もがやるべき最強の食べ方3選を紹介します。

 第1は、腸を意識した食べ方をすることです。

 腸内環境が血流の質を決めます。腸内環境が整っていれば、いろいろな栄養素が血液に乗って全身の臓器へと届けられます。
 腸内環境を整えるためには、へその周りをマッサージする腸マッサージなど、外側から刺激をする方法があります。

 さらには、ヨーグルトなどの発酵食品、ゴボウ(水溶性食物繊維)や海藻(不溶性食物繊維)などの食物繊維をバランスよく取るなど、内側から刺激をする方法があります。善玉菌が優位な腸内環境をつくりましょう。

 第2は、体に良い世界5大健康食品を食べることです。

 これは、強力な乳酸菌が含まれる発酵食品である「キムチ」「納豆」「ヨーグルト」です。さらには、鉄分が豊富な「レンズ豆」、血液中の悪玉コレステロールを減らすオメガ3を摂取できる「オリーブオイル」です。

 第3は、ご飯などの主食、肉や魚などの主菜の倍の野菜を食べることです。

 ご飯は玄米の方が、表皮にビタミン・ミネラルが含まれているので健康に良いです。精製された白米の場合、栄養素がほとんど失われており、カロリーだけは高いので、「エンプティカロリー」と呼ばれています。

 ご飯に本来含まれていたビタミンやミネラルを、別の食べ物で補う必要があります。特に、野菜を多く食べることが大切になります。

 次に、誰もがやるべき疲れない方法を紹介します。

 第1は、座っている姿勢を工夫することです。多くの人は、仕事でパソコンに一日中向き合っていたり、自宅でも結構な時間、パソコンを使っていたりする場合があります。

 パソコンのモニターの位置が低すぎると目線が下がってしまい、首に負担がかかり、首の痛みや肩こりにつながります。
 モニターの高さは、「目線がモニターの上部3分の1の高さ」に来るようにセットしてください。キーボードは、可能であれば膝の上が理想的です。

 第2は、揺らぎのある環境をつくることです。揺らぎとは変化です。揺らぎのある状態が、最も安心できて、自律神経が興奮しなくても良い環境です。
 しかし、仕事のオフィスなどには揺らぎがほとんどありません。

 職場に揺らぎをつくるためには窓を開けることです。部屋にたまった二酸化炭素が外に出て、新鮮な空気が入ってくるのでパフォーマンスが上がります。

 他にも小さな変化を取り入れることで、自律神経の興奮が収まり、疲労予防や疲労回復につながることがあります。

 第3は、鶏むね肉を食べることです。「目が疲れた」「腰が疲れた」という疲労は、自律神経が酸素を大量に消費する際に生じる活性酸素という物質によります。

 この活性酸素によるダメージから守ってくれるのが、疲労を軽減させるイミダペプチドです。強力な抗酸化物質であるイミダペプチドを1200ミリグラム、2週間取り続けると、抗疲労効果が現れます。

 鶏むね肉100グラムで、200ミリグラムのイミダペプチドを補給できます。
 疲れやすい人は、鶏むね肉を積極的に食べましょう。

 健康維持のために、このような食事や生活習慣を身に付けてください。

 皆さんからの質問をお待ちしています。
 「人生相談QA」で、ほぼ5分でお答えいたします。
 また、お会いしましょう!

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