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新・熱き祈祷のすすめ 61

 アプリで読む光言社書籍シリーズとして「新・熱き祈祷のすすめ」を毎週月曜日配信(予定)でお届けします。
 祈りの必要性や祈りの種類、実践方法をまとめた祈祷の手引書です。

松本 雄司・著

(光言社・刊『新・熱き祈祷のすすめ』より)

第十章 子女への祈祷教育の仕方

2 子女の成長過程と祈りの教育

①胎教としての祈り(胎児のとき)
 人間の成長過程において、胎教が非常に重要であるということは、既に御承知のとおりです。子女が胎内に宿った瞬間から誕生するまでの間に起こることは、子女の情操の根幹に大きな影響を与えると考えられています。

 したがって、この時期は、夫婦が穏やかに過ごし、食事や栄養にも配慮が必要です。お母さん自体が毎日を感謝と明るい笑顔で過ごすことが理想的です。夫婦の不和やけんかを繰り返して、母親が不平、不満、怒り、憎しみ、恨み等の内的葛藤をもつことは絶対に避けなければなりません。

 この時期は、聖歌を歌ったり、良い音楽を聞いたりするとよいでしょう。そして、おなかの中の子供に愛情を込めて優しく語り掛け、胎内にいる赤ちゃんと一緒にお祈りするような気持ちで、いつも神様にお祈りをするのです。おなかの中にいる赤ちゃんは、お母さんが歌う聖歌や、訓読や、お祈りの声を聞いています。心情の波動として間違いなく伝わるのです。

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 次回は、「抱いて一緒に祈る(乳幼児のとき)」をお届けします。


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