2022.04.04 12:00
【最終回】
青年よ行け、そして世界を救え
21世紀の青年運動への提言(37)
36家庭の朴普熙(パク・ポーヒ)先生(1930~2019)による講演「青年よ行け、そして世界を救え」を毎週月曜日配信(予定)でお届けします。
(光言社・刊『青年よ行け、そして世界を救え』より)
世界平和青年連合(日本)創設大会記念メッセージ
1995年12月14日(木)午後6時
日本都市センターホールで開催
⑦The youth of Japan, go and save the world!
頼もしい青年連合の会員の皆様。
今日の世界は日本を見つめております。日本は今、世界の希望であります。東洋は21世紀の新文明の発祥地なのでございます。21世紀は、まさしく太平洋時代であり、東洋の時代であります。
では、その東洋で世界を指導する国は、どこでしょうか? それは言うまでもなく、東洋の精神文明の神髄をもちながら、西洋の物質文明を完璧(かんぺき)に消化した、この日本でございます。
旧ソ連のノーベル文学賞の受賞者、ソルジェニーツィン氏は次のごとく述べました。
「今日の世界は、人類全体が病気にかかっている状態である。ソ連と米国という両大国の中で、崩壊という共通の事態が生じている。我々が完全、かつ至高なものをもたない限り、共産主義の脅威がなくなっても、やがて世界は崩壊するであろう」と。
ソ連はもう崩壊しました。今は西欧諸国の崩壊が残っているだけでございます。そして、「完全、かつ至高なもの」、すなわち神の絶対価値観をもった者は、いったいだれでしょうか? 言うまでもなく、我々であり、統一運動であります。
彼、ソルジェニーツィン氏が、「なぜ日本に来たか」という質問に対して、彼は「それはこの日本に世界を救う希望があるからだ」と、答えたのでございます。全くそうでございます。この日本に世界を救う希望がございます。
だれが、この希望を実現するのでしょうか? だれが、この希望を実現する思想をもっているのでしょうか? それを実現せしめるものは統一運動であり、そして、きょう結成される、この青年連合であります。
そして、それを可能たらしめる思想は、文鮮明先生の真の愛の思想であり、神主義であり、頭翼思想であります。それ以外にはないと確信するものでございます。
愛する日本の青年たちよ!
北海道大学でウィリアム・S・クラーク博士は「Boys, be ambitious!」、「少年よ、大志を抱け!」と叫びました。
今日、私の結びは、次のごとくであります。
「The youth of Japan, go and save the world!」
「日本の青年たちよ! 行け! そして世界を救え!」と。
このように、私は今日創設される、この青年連合に創設者からの「Marching order」、すなわち進軍命令を伝達するものでございます。
“THE YOUTH OF JAPAN, GO AND SAVE THE WORLD.”
「日本の青年たちよ! 行け! そして、世界を救え!」
世界は今、皆様の汗と涙とほとばしる情熱を待っております。
50年ののち、日本の歴史家はこの日、1995年12月14日を挙げて、「あの日が道徳大国日本の出発であった」と記録するでありましょう。
皆様のご静聴、誠にありがとうございました。
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「青年よ行け、そして世界を救え」は今回が最終回です。ご愛読ありがとうございました。