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【最終回】
青年よ行け、そして世界を救え

21世紀の青年運動への提言(37)

 36家庭の朴普熙(パク・ポーヒ)先生(1930~2019)による講演「青年よ行け、そして世界を救え」を毎週月曜日配信(予定)でお届けします。

(光言社・刊『青年よ行け、そして世界を救え』より)

世界平和青年連合(日本)創設大会記念メッセージ

19951214日(木)午後6
日本都市センターホールで開催

▲「世界平和青年連合(日本)創設大会」で記念メッセージを語る朴普熙先生(19951214日・東京)

The youth of Japan, go and save the world

 頼もしい青年連合の会員の皆様。
 今日の世界は日本を見つめております。日本は今、世界の希望であります。東洋は21世紀の新文明の発祥地なのでございます。21世紀は、まさしく太平洋時代であり、東洋の時代であります。

 では、その東洋で世界を指導する国は、どこでしょうか? それは言うまでもなく、東洋の精神文明の神髄をもちながら、西洋の物質文明を完璧(かんぺき)に消化した、この日本でございます。

 旧ソ連のノーベル文学賞の受賞者、ソルジェニーツィン氏は次のごとく述べました。

 「今日の世界は、人類全体が病気にかかっている状態である。ソ連と米国という両大国の中で、崩壊という共通の事態が生じている。我々が完全、かつ至高なものをもたない限り、共産主義の脅威がなくなっても、やがて世界は崩壊するであろう」と。

 ソ連はもう崩壊しました。今は西欧諸国の崩壊が残っているだけでございます。そして、「完全、かつ至高なもの」、すなわち神の絶対価値観をもった者は、いったいだれでしょうか? 言うまでもなく、我々であり、統一運動であります。

 彼、ソルジェニーツィン氏が、「なぜ日本に来たか」という質問に対して、彼は「それはこの日本に世界を救う希望があるからだ」と、答えたのでございます。全くそうでございます。この日本に世界を救う希望がございます。

 だれが、この希望を実現するのでしょうか? だれが、この希望を実現する思想をもっているのでしょうか? それを実現せしめるものは統一運動であり、そして、きょう結成される、この青年連合であります。

 そして、それを可能たらしめる思想は、文鮮明先生の真の愛の思想であり、神主義であり、頭翼思想であります。それ以外にはないと確信するものでございます。

 愛する日本の青年たちよ!
 北海道大学でウィリアム・S・クラーク博士は「Boys, be ambitious!」、「少年よ、大志を抱け!」と叫びました。

 今日、私の結びは、次のごとくであります。

 「The youth of Japan, go and save the world!」

 「日本の青年たちよ! 行け! そして世界を救え!」と。

 このように、私は今日創設される、この青年連合に創設者からの「Marching order」、すなわち進軍命令を伝達するものでございます。

 “THE YOUTH OF JAPAN, GO AND SAVE THE WORLD.”
 「日本の青年たちよ! 行け! そして、世界を救え!」

 世界は今、皆様の汗と涙とほとばしる情熱を待っております。

 50年ののち、日本の歴史家はこの日、19951214日を挙げて、「あの日が道徳大国日本の出発であった」と記録するでありましょう。

 皆様のご静聴、誠にありがとうございました。

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 「青年よ行け、そして世界を救え」は今回が最終回です。ご愛読ありがとうございました。