2022.03.13 05:00
至誠感天 家和万事成 25
天倫の法度を知る
今日も「一日の出発のみ言」をお届けします。
(光言社・刊『至誠感天 家和万事成』より)
第一章 至誠感天
精誠に対する姿勢②
天の前に精誠を尽くす人は、精誠に対して、いい加減に接することはできません。地上で、ある食口(シック)が一つのりんごを先生のところにもってきたとしても、先生はむやみに手を出しません。精誠を尽くした物に過って手を出せば、赦(ゆる)しを受けることができません。ですから、神様の一片丹心の心情と神様の最高の努力を無視すれば、天倫の前に容認されない罪人になるというのです。
ほかの人が精誠を尽くした物に、むやみに手を出してはいけません。百くらいの精誠を尽くした物であれば、百十くらいの精誠を尽くしてこそ、手を出す資格があるのです。例えば、ある集団の責任者が、精誠を尽くした物をもらって天に連結させられなければ、精誠を尽くした人が多ければ多いほど早く滅びます。ですから、神霊的な集団は、当代には栄華を極めるかもしれませんが、天道に外れることが多く、すぐに滅びるのです。
このような天倫の法度は、皆さんの生活において、公式的に適用されるということを知らなければなりません。だとすれば、皆さんが今、歩んでいる生涯路程と、暮らしている生活環境にも、やはり不可避的に適用されるのです。(17-242、1967.1.29)
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明日は、「精誠に対する姿勢③」をお届けします。