(『祝福家庭』75号)
【第3祝福】「主管性完成」

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 このシリーズでは季刊誌『祝福家庭』に掲載されている三大祝福完成に関するみ言を紹介します。

【第3祝福】
「天一国は家族世界」に関するみ言(2)

 人類は、すべて家族です。私たちは家族だというのです。真の愛によって関係した一つの家族です。人類は一つの木です。皆さんの家庭には、何人もの家族が一緒に住むのです。そこには、赤ん坊もいて、少年もいて、青年もいて、壮年もいて、老年の人もいます。このような家庭の道場は、世界大宇宙の家庭を連結させるための模範教育の場なのです。
 ですから、自分の家庭を中心として関係をもっている祖父と祖母から、父と母、自分の兄、自分、このような一つの家庭で訓練された四種類の人がいます。したがって、自分の家庭を中心として訓練することが、世界の家庭に接ぎ木するための道なのです。世界の家庭に連結させるためには、自分の家庭を投入しなければなりません。より大きな目的を成し遂げるためには、投入しなければならないというのです。


(天一国経典『天聖経』 第10篇・第2章・第3節・25


 人々は、神様の心情文化の中で、共生共栄共義の生活をするようになります。人類は、地球環境に対する公害要因を除去し、万物に対して真の主人として愛し、保護しながら生きるようになっています。その世界における生活のための活動と作業は、他のために生きて愛する心情を土台とした喜びの奉仕であり、実践です。したがって、構成員の生活レベルは標準化されます。このような理想の実践は、真の父母の思想、すなわち、ために生きる真の愛の理念でなくては不可能なのです。
(同 第10篇・第2章・第4節・7


 天国とは、主体的な神様の愛を中心として、すべてが一つになって和合し、互いに喜ぶことのできる家庭を世界的に展開させた所です。そこが、神様が理想とされる天国です。結局は、神様の愛を中心として大家族理念が調和する世界圏がつくられてこそ、天国になります。そうしてこそ、神様が構想された世界になるのです。
 今日、世界は、これを夢に見ることもありません。そのような世界を知らずにいます。神様がこのような世界まで収拾しようとしていらっしゃるのですが、このサタン世界の僕(しもべ)が反対して天の法度に背いたので、その僕以上の一人の男性、サタン以上に高い立場で神様のために忠誠を尽くすことができる、僕以上の真の人が現れなければ、神様が手をお付けになることはできません。
(同 第10篇・第4章・第1節・7