新・熱き祈祷のすすめ 54
氏族的メシヤ時代（家庭連合時代）の祈り（2）

新・熱き祈祷のすすめ 54

　アプリで読む光言社書籍シリーズとして「新・熱き祈祷のすすめ」を毎週月曜日配信（予定）でお届けします。
　祈りの必要性や祈りの種類、実践方法をまとめた祈祷の手引書です。

松本 雄司・著

第九章 新しい時代の祈祷

3 氏族的メシヤ時代（家庭連合時代）の祈り（2）

④還故郷・氏族的メシヤ活動の意義
　そのために、1991年7月1日、「七・一節」（神様祝福永遠勝利宣布）とともに、全世界の祝福家庭に対して「還故郷・氏族的メシヤ活動」の大号令が下されたのです。自分自身の責任で氏族160軒を祝福し、解放、救済したという条件を立てなければなりません。本来は3年間で勝利すべきでしたが延長し、1997年、予備祝福活動の恩恵とともに、全世界の祝福家庭が一斉に取り組み、ようやくこれを越えたのです。

　1997年、世界の祝福家庭は氏族160軒に聖酒を伝授し祝福を与えることによって氏族を救済した立場に立つことができ、氏族的メシヤになる道が開かれました。その予備祝福摂理は、1997年11月29日のワシントンでの祝福式に向かう1年間をかけて、全世界的に取り組まれました。韓国でも日本でも、親戚を一軒一軒回りながら聖酒を伝授し、氏族160軒を愛して祝福した基準を立てました。その勝利基準を立てた祝福家庭は、「氏族的メシヤ」の立場に立つことができたので、真の父母様の勝利圏を相続することが許され、縦横八段階の蕩減復帰路程を勝利した立場に立つことができ、天国入籍の資格を得るようになったわけです。

⑤天地父母天宙統一解放圏宣布と新しい祈祷
　1997年7月15日、世界での予備祝福活動が360万双を突破した段階で、8月9日（陰暦7月7日）天地父母天宙安息圏宣布がなされ、9月11日、「第四次アダム圏時代」が宣布されました。さらに、11月29日、4000万双祝福式がなされ、地上の大勝利によって、同時に霊界での霊人祝福が行われるようになりました。また、韓国が目標の120万双を大きく超え、日本も目標の210万双を達成することによって国家的重生の条件となり、98年1月1日、真の父母様は、韓国を「アダム国家」から「父の国」へ、日本は「エバ国家」から「母の国」へと正式に呼ぶことを認められました。98年6月13日、ニューヨークにて3億6000万双第1次祝福式挙行、翌99年2月7日ソウルにおいて、3億6000万双第2次祝福式が勝利、6月14日には「真の父母様天宙勝利祝賀」宣布とともに、お母様の使命勝利の表彰牌（はい）が伝授されました。

　この地上に、氏族的メシヤである祝福家庭が増え世界的に基盤を拡大することによって、「天国の民」が立った条件となり、99年9月9日、「天地父母天宙統一解放圏」が宣布されるとともに、「真の父母様の勝利圏を祝福により受け継いだ祝福家庭○○○○の名前でお祈りいたします」という祈祷が許されるようになったのです。別な言葉で言えば「氏族的メシヤ○○○○の名前によってお祈りいたします」という意味をもっています。

⑥入籍のための修練会
　その後、2000年2月13日、4億双第1次祝福式が行われたのち、同年7月24日から、「入籍のための祝福家庭婦人特別21日修練会」が始まり、9月24日より「三時代大転換四位基台入籍統一祝福式」が行われ、36家庭を先頭に、全世界の祝福家庭が、国家的次元の祝福を意味する聖酒を伝授されました。10月20〜22日、ニューヨーク・国連において、WANGO（非政府組織世界協会）国際会議が行われ、国連が受け入れたことによって国家基準を超えた条件が成立し、神の国の出発の基礎が造成されました。

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　次回は、「神様王権即位式と報告祈祷」をお届けします。