2022.02.27 17:00
心安らぐ清らかな音色~癒やしのオルゴール聖歌
第27回「苦難と生命(B)」
清らかな聖歌がオルゴール風にアレンジされました。
祈祷用、睡眠用、作業用BGMにはもちろん、心を落ち着かせたいときや疲れたとき、胎教にもぴったりなコンテンツです。
今回の曲目は、聖歌13番「苦難と生命(B)」です。
聖歌13番「苦難と生命(B)」は、タイトルからも分かるように、同シリーズの第26回でお送りした「苦難と生命(A)」と同じ背景をもつ曲です。
劉孝元(ユ・ヒョウウォン)先生が作詞され、聖歌12番「我は行く」と同じ時に作られました。
前回説明したとおり、梨花女子大事件で投獄され、差し入れで読んでいた聖書の空白に書き込んだのがこの詩です。今回は、その続きのエピソードを紹介します。
判決は1955年10月4日でした。「お父様は絶対に無実になる、と私たちは確信していました。それが言い渡される瞬間、歓声もあげたいしマンセイもいいたいですが、傍聴席で声をあげることは禁止されていますし、お父様にご迷惑をかけるかもしれないですね。でも何とかしてその勝利的瞬間を祝いたかったのです」と柳光烈(ユ・グァンヨル)先生が話しておられました。
3カ月間を昼夜リレー祈祷で守ってきた教会員たちは、傍聴席で手をつなぎ合い息をのんで座っていました。「無罪!」。宣告の瞬間、声なき歓声を両手に込めて強く握り合ったといいます。
「いかなる迫害のまっただ中におきましても、神を忘れることなく、神を疑うことなく、神より生まれた以上は神によってなし、神によって生活することができますように…」
真のお父様のこの祈りは、まさに「神によらざるものは、すべてないという立場を保って」来られた道を感じさせます。
(参照:『聖歌のめぐみ』)
また今回の背景画像も、前回と同じく「スイレン」の花。エフェクトも含めて、前回のものと対になるように選びました。
第26回「苦難と生命(A)」と併せて、セットでご覧ください。
画像素材:PIXTA