心安らぐ清らかな音色~癒やしのオルゴール聖歌
27回「苦難と生命(B)」

 清らかな聖歌がオルゴール風にアレンジされました。
 祈祷用、睡眠用、作業用BGMにはもちろん、心を落ち着かせたいときや疲れたとき、胎教にもぴったりなコンテンツです。

 今回の曲目は、聖歌13番「苦難と生命(B)」です。

 聖歌13番「苦難と生命(B)」は、タイトルからも分かるように、同シリーズの26でお送りした「苦難と生命(A)」と同じ背景をもつ曲です。

 劉孝元(ユ・ヒョウウォン)先生が作詞され、聖歌12番「我は行く」と同じ時に作られました。

 前回説明したとおり、梨花女子大事件で投獄され、差し入れで読んでいた聖書の空白に書き込んだのがこの詩です。今回は、その続きのエピソードを紹介します。

 判決は1955104日でした。「お父様は絶対に無実になる、と私たちは確信していました。それが言い渡される瞬間、歓声もあげたいしマンセイもいいたいですが、傍聴席で声をあげることは禁止されていますし、お父様にご迷惑をかけるかもしれないですね。でも何とかしてその勝利的瞬間を祝いたかったのです」と柳光烈(ユ・グァンヨル)先生が話しておられました。

 3カ月間を昼夜リレー祈祷で守ってきた教会員たちは、傍聴席で手をつなぎ合い息をのんで座っていました。「無罪!」。宣告の瞬間、声なき歓声を両手に込めて強く握り合ったといいます。

 「いかなる迫害のまっただ中におきましても、神を忘れることなく、神を疑うことなく、神より生まれた以上は神によってなし、神によって生活することができますように…」

 真のお父様のこの祈りは、まさに「神によらざるものは、すべてないという立場を保って」来られた道を感じさせます。

(参照:『聖歌のめぐみ』)


 また今回の背景画像も、前回と同じく「スイレン」の花。エフェクトも含めて、前回のものと対になるように選びました。

 第26回「苦難と生命(A)」と併せて、セットでご覧ください。

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画像素材:PIXTA