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【テキスト版】
ほぼ5分でわかる人生相談Q&A
幸せな人生の極意!

第71回 健康を維持する生活習慣を教えてください

ナビゲーター:阿部美樹

(動画版『ほぼ5分でわかる人生相談Q&A』より)

 皆さん、こんにちは!

 今回は、「健康を維持する生活習慣を教えてください」という質問です。

 『自律神経の名医が教えるココロとカラダの疲れとり大全』(出版社:SBクリエイティブ)という書籍があります。著者はテレビにも多数出演されている順天堂大学医学部教授の小林弘幸先生です。

 この書籍を参考にして、健康を維持するための生活習慣を紹介します。

 まず、朝にすべき生活習慣が三つあります。

 第1の習慣は、みそ汁を飲むことです。
 みそは日本ならではのスーパーフードです。
 腸内環境の改善、老化抑制機能の向上、食べても太りにくい体質になるなどの効果があります。

 第2の習慣は、ストレッチです。
 ストレッチには、血流を促し、全身をゆっくりと目覚めさせる効果があり、自律神経が安定します。

 第3の習慣は、感謝の心です。
 多くの宗教では朝の祈りや瞑想(めいそう)の大切さを説いていますが、幸せを祈る心、感謝の心を持つことは自律神経を安定させ、幸福感を上昇させる効果があります。

 次に、昼にすべき生活習慣が三つあります。

 第1の習慣は、おいしいランチを食べることです。
 体に良いものであっても嫌いな場合、食べても腸内環境に悪影響を与えます。おいしいと感じられる好きなものを楽しんで食べることが何よりも大切です。

 第2の習慣は、仮眠です。
 12時に昼食を食べてから14時までの時間は副交感神経も働き、満腹感を持続するため、最も眠気が生じやすい時間帯です。この時間で15分から30分以内の仮眠を取れば、眠気の解消と集中力の向上に効果的です。

 第3の習慣は、ミルク入りの温かい紅茶かカフェラテを飲むことです。
 目覚めさせるカフェインと心を静めるトリプトファンがバランスよく入っていて自律神経を整えます。

 さらに、夜にすべき生活習慣を三つ紹介します。

 第1の習慣は、玄米を食べることです。
 玄米は、白米と比較すると食物繊維を約6倍含んでいて、腸内をきれいに掃除してくれます。玄米を夜に食べることが望ましいのは、副交感神経が優位になる夜こそ消化器が働く時間帯だからです。

 また、他にも食物繊維をたっぷり含む食品がありますが、その代表格はドライフルーツです。ですから、もし間食やおやつを食べる場合はドライフルーツが最適です。

 第2の習慣は、夕方の散歩です。
 夜の適度な運動は、全身の末梢(まっしょう)血管の血流を良くするので、運動不足を感じている人にはうってつけです。

 第3の習慣は、寝る前にスプーン1杯のオイルを飲むことです。
 オイルは腸内の便をコーティングして出やすい状態にし、痩せ体質をつくる基になります。そして、腸内環境の改善と自律神経のバランスアップのためにはとても良いのです。

 最後に、朝昼夜、共通してやっておくべきことを一つ紹介します。それは食前に水を飲むことです。

 腸の働きを活発にする効果や、食後の眠気や疲れを抑える効果があります。
 食前に水を飲むことは、食事中の交感神経の急上昇と、食後の副交感神経の急上昇による急転換を抑えるので眠くならないということです。

 消化吸収のクオリティーアップになりますし、食べたいという興奮を抑えて食べ過ぎないようになります。

 皆さんからの質問をお待ちしています。
 「人生相談QA」で、ほぼ5分でお答えいたします。
 また、お会いしましょう!

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