統一運動情報
天が共にあり、希望に満ちた壬寅年に
★第2回 神統一韓国のための救国救世祈祷会★

 1月9日、韓国・清平の清心平和ワールドセンターで第2回「神統一韓国のための救国救世祈祷会」が開催されました。
 第一報をお届けします。詳細は1月18日号の『中和新聞』で掲載する予定です。

■マイク・ペンス米国前副大統領が歓迎の辞
 開会宣言の後、司会の尹煐鎬(ユン・ヨンホ)世界本部本部長が今回、2回目の救国救世祈祷会が行われるに至った経緯について説明し、「来月211日から13日まで開催される神統一韓国安着のための『韓半島平和サミット』と『100万救国救世希望前進大会』を勝利的に開催するための念願と祈願を込めた大会」であることを紹介しました。

▲尹煐鎬世界本部本部長

 続いて、米国のマイク・ペンス前副大統領が歓迎の辞を述べました。
 ペンス前副大統領は「善のために行動する勇気と深い確信を与えるものが信仰であり、主の魂がある所に自由がある」と神に対する信仰と自由の大切さを強調。さらに、「神は、アジア太平洋の全ての自由国家のために、自由と安全保障、平和への道を開いてくださることでしょう」と参加者を激励しました。

▲歓迎の辞を述べるマイク・ペンス前副大統領(米国)

 続いて行われた「平和祈願」のプログラムでは、6人の宗教指導者が平和メッセージを述べました。(登壇順)

■ジョナサン・ファルエル主任牧師/トーマス・ロード・バプテスト教会(米国)
■スワミ・ハリ・チャイターニャ・マハラズ・ジ最高僧侶/スリ・ハリ・カリバ・アシュラム・ヒンドゥー教寺院(インド)
■マイティベ・ウィマラーサラ理事長/アジア仏教平和連盟(スリランカ)
■奈良泰秀・永代宮司/天ノ岩座神宮(日本)
■ニコラス大司教/東方正教会(フランス)
■サミュエル・ハデベ預言者/黙示録教会〈霊性啓示聖会〉(南アフリカ共和国)

▲ジョナサン・ファルエル主任牧師

▲スワミ・ハリ・チャイターニャ・マハラズ・ジ最高僧侶

▲マイティベ・ウィマラーサラ理事長

▲奈良泰秀・永代宮司

▲ニコラス大司教

▲サミュエル・ハデベ預言者

 エンターテインメント(平和公演)に続いて韓国の宗教指導者による平和祈願も行われました。
 韓国キリスト教総連合会のキム・ヨンワン副会長、大韓仏教曹溪宗内蔵寺会主のデウ僧侶、大倧教のウォン・ヨンジン道兄、朱鎭台(チュ・ジンテ)世界平和統一家庭連合神韓国共同大陸会長ら4人の代表者が神統一韓国実現に向けた祈りをささげました。

▲韓国の宗教指導者による平和祈願

 続く特別演説のプログラムでは、主催者を代表して韓鶴子(ハン・ハクチャ)総裁が登壇し、参加者に向けてメッセージを語りました。
 以下にその一部を抜粋して紹介します。

■韓鶴子総裁のメッセージ(抜粋/文責:編集部)

▲韓鶴子総裁

宗祖たちの最終目的地は、真の父母の祝福を受けること

 全世界の宗教指導者と、ここに集まった宗教指導者の皆さま。私の念願は、真正なる平和世界を成すことです。辛丑(かのとうし)年の終わりに、私たちは天の奥妙なる知恵を学びました。天が待ち焦がれ、人類が願う平和世界を成さなければならない全ての宗教は今、終点に来ていると言いました。

 世界で起きている一連のことを考えてみてください。コロナパンデミックはもちろん、気候変動による災害が世界の至る所で起きています。集中豪雨はもちろん、最近では米国・コロラドの山火事、米国中部での竜巻など、到底言い表すことのできない天文学的な財産被害と人命被害が続出しています。

 言葉を変えれば、私たちが一つの心、一つの志に合わせなければならないということです。人間の努力では限界があるということを、地球の変化により、私たちはさらに実感しています。そのため、私たちが一つになる道は、宇宙の主人であられる創造主・神様の子女になる道しかありません。

 善を指向してきた天の摂理は、地域に応じて宗教を許諾されました。しかし、その宗教の宗祖たちの最後の目的地は、真の父母の祝福を受ける位置なのです。世界が天の父母様に侍り、特に天の父母様の祖国とならなければならないこの韓半島が責任を果たす位置でのみ、神統一韓国、神統一世界が成就し得るのです。

 天が祝福したこの黄金期に、皆さんが責任を果たし、天の祝福と加護が皆さんの家庭と国と世界に満ちあふれた、天の父母様の真なる子女たちだった、という名誉ある記録を残す瞬間こそ、皆さんにとって忘れることのできない永遠なる祝福であることを理解してくれるように願います。

 天が共にある限り、必ず私たちは躍動する希望に満ちた壬寅(みずのえとら)年を迎えるようになるでしょう。その結実をつくりだしましょう。