(『祝福家庭』75号)
【第1祝福】「個性完成」

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 このシリーズでは季刊誌『祝福家庭』に掲載されている三大祝福完成に関するみ言を紹介します。

【第1祝福】
「孝子・孝女」に関するみ言(1)

 私たちが抱くべき希望とは何でしょうか。天に代わってこの地に来られる真の父母様に侍ることを心から希望しなければなりません。侍るには、勝利の基盤が形成されたのち、万民が仰ぎ見、万民が恭敬するようになった立場で侍ることを願ってはいけないのです。悲しい歴史を経ている真の父母に侍ることを願わなければなりません。
 悲しい歴史を経ている真の父母に侍ることができなかったことを、先祖たちは恨(ハン)と思っています。真の父母に侍ることを、全人類は心から希望するのです。ですから、栄光の場で侍ろうとするより、悲惨な場で侍る真の孝子、真の孝女にならなければなりません。


(天一国経典『天聖経』 第2篇・第2章・第1節・5)


 人類の希望は、真の父母に出会うことです。歴史の結実は、真の父母に出会うことであり、時代の中心は、真の父母に出会うことであり、未来の出発の基地は、真の父母に出会うことです。そこに接ぎ木された皆さんは、枝になるのです。
 今まで、歴史時代の願いは、すべて未来にありました。しかし、皆さんの一生を中心とする真の父母との縁は、永遠に一時しかありません。一度しかない貴いものです。先祖たちももてなかったのであり、子孫たちももてないのです。皆さんの希望は、ほかにあるのではありません。真の父母の息子、娘になることです。真の父母の息子、娘になって、真の孝子、真の孝女になることです。その真の父母が、今後、天下を中心として、地上の万王の王になります。
(同 第2篇・第2章・第1節・20)


 父母に孝行しなければなりません。孝子にならなければなりません。父母を中心として国の忠臣にならなければなりません。父母が、国を率い、世界を率いてきたからです。忠臣になる前に孝子にならなければならず、孝子になる前に真の兄弟を誇れる家族にならなければなりません。家族とは、兄弟間で褒めたたえることができる圏内を中心とする名称です。
 昔、男性と女性が結婚して夫婦となり、家庭を率いて父母の前に孝行した以上の孝行をしなければなりません。結婚しなければ、真の孝子、孝女になることはできません。真の孝子、孝女には、結婚したのちに初めてなることができるのです。結婚して夫婦となり、その父母の前で、夫の孝行の心に妻の孝行の心をプラスして、父母に侍る孝行の心の基盤を備えてこそ、真の孝道圏を成立させることができるのです。
(同 第3篇・第2章・第4節・14)