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青年よ行け、そして世界を救え
21世紀の青年運動への提言(23)

 36家庭の朴普熙(パク・ポーヒ)先生(1930~2019)による講演「青年よ行け、そして世界を救え」を毎週月曜日配信(予定)でお届けします。

(光言社・刊『青年よ行け、そして世界を救え』より)

六、日本の未来はどこへ行くのか

為に生きる道は繁栄の道である②

 日本の青年、学生の皆様。

 今度は皆様の番でございます。今こそ日本の青年たちは立ち上がって、本物のPeace corps、平和部隊をつくる時であります。日本は新しい「世界づくり」の先頭に立つべき時であります。そして、アメリカの前轍を踏んではいけないのでございます。

 今、西洋文明の崩壊は目前に迫っております。
 日本の未来への繁栄は道徳大国になることでございます。

 もし皆様が「日本のための日本(Japan for Japan)」を願うならば、それはちっぽけな日本! 尊敬されない日本! 惨めな日本! 必ず衰えいく日本であります。それは神の法則に反するからであります。反対に、世界のための日本! 神のための日本!(JAPAN FOR THE WORLD AND GOD.)それは雄大な日本であり、神の法則に適(かな)った日本であります。それは誇りある日本! 必ず繁栄する日本であります。

 今、日本の青年は世界を見るべきであります。世界が皆様の舞台であります。
 最も重大なことは、メシヤ、救世主の真の愛の思想を中心とすべきであるということであります。

 今、もはや統一運動の日本の若者たちは、160カ国に派遣され、世界のために尽くしております。真の愛に基づいた「新しい世界づくり(New World Movement)」を行っています。これは夢ではありません。世界救済運動が日本の青年の情熱によって進行しているのです。

 世界各地にて、日本の熱血青年男女の銅像が建つ日が、そう遠くないのでございます。日本が世界の恩人になるのでございます。人類を愛し、世界を愛し、そしてそれが神のためだという信念をもって、全身全霊を尽くすところに、これからの日本の繁栄が保証されるのでございます。一時、エコノミック・アニマルと呼ばれた日本ですが、それが「世界の母」と呼ばれる日を、神は待っているのでございます。そのような日本は絶対に滅びません。

 「神を喜ばせる日本!」。これは偉大な日本の未来の姿であります。そうなるならば、地震も津波も沈没も、その何事も恐れることはありません。なぜ? それは、神様が皆様を守ってくださる義務をもつからでございます。

 “One nation under God.”「神の理想の上に立つ唯一なる国家」。これは200年間、アメリカが叫んだスローガンでございますが、今は日本が叫ぶ時であります。今この日本に最も重大なことは、皆様がこの国を「神の国」につくり上げることであります。神側に立つことであります。神様を皆様の味方にすることでございます。

 皆様。
 日本の「偉大なる青年運動への提言」。これが私の今日の講演のテーマであります。
 では、私の提言は何でしょうか?

 「日本の青年よ! 世界を救え!」であります。今がその時であります。それには世界救済の精神と内容が必要であります。それを私は今日、皆様に語ったのでございます。

 それは、「為に生きる」精神であります。世界のために、人類のために、神のために。これが皆様の人生の本当の在り方であります。限りなく、生きがいのある最高の人生であります。無限なる喜びに生きる唯一なる道であります。そして、日本と皆様が永遠に栄える道であります。

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 次回は、「エイズと新純潔運動」をお届けします。