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【テキスト版】
ほぼ5分でわかる人生相談Q&A
幸せな人生の極意!

第69回 我慢しない生き方の秘訣を教えてください

ナビゲーター:阿部美樹

(動画版『ほぼ5分でわかる人生相談Q&A』より)

 皆さん、こんにちは!

 今回は、「我慢しない生き方の秘訣(ひけつ)を教えてください」という質問です。

 「我慢して仕事をする」「我慢して言いたいことを言わない」「我慢してやるべきことをする」など、多くの人が「我慢」をしながら生活しています。

 それは責任を果たすため、人間関係を保つためなど、幸せのために努力している姿です。

 しかし、我慢することは本当に幸せなのでしょうか。我慢してストレスがたまる、我慢して人間関係が悪化するなど、そのせいで悪循環になることが多いものです。

 そこで、我慢しないで成功する方法、我慢しないで幸せになる方法を紹介いたします。

 第1の方法は、「好きなことをやると人生がうまくいく」と信じることです。
 嫌なことをするには我慢が必要ですが、好きなことをするときはそのような我慢が要りません。

 好きなこと、得意なことをやると、本当に人生はうまくいきやすいものです。しかしどうしても嫌いなことがある場合は、ただ我慢するのではなく、見つめ方、考え方を変えて、それを好きになれるように工夫すれば、成功と幸せをつかみやすくなることでしょう。

 第2の方法は、つらいときは楽しいことをイメージすることです。
 つらいことを真正面から見つめて我慢するのではなく、つらいことがあった後には、願いがかなう、夢が実現する、喜びの姿が近づくなど、楽しいことをイメージすることが大切です。

 楽しいことをイメージすると、心に意欲と希望が湧いてきます。つらいときこそ、楽しいことをイメージすることです。
 また、苦労をただ我慢していても心が豊かにはなりません。「もっとこうした方が楽しい…」など、遊びのように仕事を楽しむ工夫をすることが必要です。

 第3の方法は、嫌だと思ったら心にためないで相手に伝えるよう心掛けることです。人間関係の中で伝えたいことをただ我慢するのはあまりよくありません。

 思いを伝え合うことは相手と心の絆を深めるために必要です。しかしその伝え方が悪いと、伝えれば伝えるほど関係が悪くなります。

 ここで大切なことは、「Youメッセージ」ではなく「Iメッセージ」で伝えることです。
 「あなた」を主語にするYouメッセージでは、相手の言動に対して評価や指示、命令をする言葉になりやすく、関係が悪化することもあります。

 一方、「私」を主語にしたIメッセージでは、事実に対する影響とそれに対する自分の気持ちを伝えることになるので、関係を悪くすることはまずありません。
 例えば、「あなたは、どうして約束を破ったの?」というYouメッセージは相手に攻撃的な言葉として聞こえるものです。

 一方、「私はあなたが約束を破る姿に驚き、落ち込んだのです」というIメッセージで伝えたら、相手に対する要求や裁きの思いではなく、純粋な心の本音を伝えることができます。

 第4の方法は、幸せ言葉を心掛けて使うことです。人生の中で言葉の選択は非常に重要です。
 「肯定的な言葉」を使う人は肯定的な人生となっていき、「否定的な言葉」を使う人は否定的な人生になっていきます。

 我慢することが多い人は、「難しい」「大変だ」「仕方がない」「うまくいかない」「運がない」という言葉を使う傾向があります。
 このような言葉を使えば使うほどに、さらに心が苦しくなります。

 目の前の環境がどのような状況であろうと、「うれしい」「楽しい」「ありがとう」「愛します」「ついている」「できる」「やれる」「幸せ」という幸せを呼び込む「幸せ言葉」を使うと心はより明るくなり、ただ我慢するだけではない人生になっていくことでしょう。

 皆さんからの質問をお待ちしています。
 「人生相談QA」で、ほぼ5分でお答えいたします。
 また、お会いしましょう!

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