私の心の中にいる神様 100
「お便り&コメント」シリーズ⑬
自分の思考と良心の声の区別がつきません

 真の父母様が、「第二の神様」であると言われた“良心”。自分の心の中にいる神様―良心―と対話(瞑想、祈り)することによって、本然の自分を取り戻していくことができます。
 今回は、「自己牧会プログラム」事務局に寄せられたお便りと、それに対する同事務局からのコメントをご紹介しましょう!

 自己牧会プログラムには、「良心を感じ取る」ワークや「良心との対話」のワークがあります。良心の声を聞きたいと思って取り組んでいますが、私はまだ自分の考え(思考)と良心の声との区別がつきません。
(男性 30代)

 「良心の声」といいますが、必ずしも声として聞こえてくるものではありません。心に問えばすでに浮かんでいる、かすかな「気付き」のような感覚です。
 思考の作用が強い場合や、良心の声を「とてつもない劇的なもの」と思っている場合などは、良心の声になかなか気付きにくいと思います。

 また中には、無意識のうちに、良心の声を聞きたくないと思っているかたもいます。聞きたくないと思う理由は、以下のようなものが多いです。

①良心は厳しいこと、高度なことを言ってくると思っている。
 良心は決してあなたのことを責めません。良心は、あなたが今喜んでできることを通してあなたを導こうとしますから、心配しなくて大丈夫です。
 また良心が、実践するのは難しいと思うことを言ってきたら、もう一度聞き直しても大丈夫です。何度も問い掛けてみてください。この、何度も問い掛けるという作業が重要です。

②良心の声に従うと、許したくないあの人のことまで許さなければならなくなる。
 許すことができなければ、苦しみ続けるのは他でもないあなた自身です。ですから、ぜひ良心の声に耳を傾けてください。良心は、あなたにできることから示して、徐々に導いてくれますので、大丈夫です。

  良心には、以下のような原則があります。

・「自分が正しい」と主張したり、他を否定したりしない。
・自分だけでなく、嫌いな人をも幸せにする道を教えてくれる。
・真の愛に基づいて、人や環境を変えずに、自分が喜んでできることを教えてくれる。

 これを参考に、思考と区別してみてください。

 そうです、もうあなたは良心の声を聞いているのです。

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☆自己牧会プログラム事務局☆

【メールアドレス】
wakuwaku150830@gmail.com

【ウェブサイト】
https://ワクワクセミナー.com/

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 次回は、「あなたの神は夫ではないか」をお届けします。


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