ファミリーサポートコーチング講座

 「ファミリーサポート(FS)コーチング講座」は、文字どおり、より良い家族関係や人間関係を実現するために読者の皆さまをサポートするコーチング講座です。
 毎週月曜日配信予定です。皆さまの家庭生活、信仰生活、社会生活にぜひお役立てください。

第44回「天の愛の中で生きる」

ナビゲーター:西森 響
監修:阿部 美樹(伝道教育局)

 今回は、FSコーチングのセッションを受けた20代女性の感想をお届けします。

無気力な生活
 私は祝福二世として生まれましたが、高校生の頃に病を患い、毎日死ぬことを考えていた時期がありました。体を傷つけたこと、教会から離れたこと、真の父母様を恨んでいたこともあります。
 21歳の頃、数年ぶりに教会へ通い始めた時も、自分がこれからどう人生を歩んでいくかのイメージを持つことも、どんな信仰生活を歩んでいくかも分からず、無気力に近い生活をしていました。

コーチングの場で大粒の涙
 私に転機が訪れたのは、初めてコーチングに参加した時でした。
 未来のイメージをするというセッションの中で、祝福のイメージを与えられ、ワールドセンターでウエディングドレスを着ている私と右隣に背の高い男性のタキシード姿のイメージが下りてきました。
 一瞬の出来事でしたが、そこから一気に祝福へ向かう雰囲気になりました。
 病を患い、薬の服用歴があり、体に傷があるなどの理由で私は祝福に向き合えず、むしろ受けられるはずがないと否定的でしたが、コーチングの場で「私も祝福を授かれるんだ…!」との天の父母様の愛に包まれ、大粒の涙を流した記憶があります。

イメージどおりの祝福を授かる
 その後は祝福のための条件を両親と立て、一緒にみ言を訓読し、手をつないで祈祷し、祝福を授かるために過ごしました。
 その後も、ふとしたときに「自分なんかが祝福に向かえるのだろうか…」と不安になることもありましたが、そのたびにワールドセンターで祝福式に参加しているイメージを思い起こしました。取り組みが進んでいく中で交流が決まり、コーチングのイメージのとおり、背の高い主体者とワールドセンターで祝福を授かりました。
 祝福後は祝福前とは違う悩み、不安が生じましたが、そのたびにコーチングに救われました。

相手の気持ちを肌で感じるセッション
 祝福後、主体者は家庭出発を進めようとしきりに話してきました。経済面や仕事と家事の両立ができるか不安だった私は葛藤していましたが、その時もコーチングに救われました。

 相手の気持ちになって考えるセッションがあり、なぜ主体者がこれほどまでに家庭出発を望むのかが手に取るように分かり、驚きました。相手の気持ちになって考えるというより、相手の気持ちを肌で感じるセッションで、主体者はただただ愛してくれており、一緒に過ごし、共に天の願いを果たしたいという思いで家庭出発を願ってくれていることが分かりました。主体者を通して天の愛を感じ、涙しました。

 その後のコーチングで、不安だった経済面も家事や仕事の両立もうまくいくイメージが与えられ、無事に家庭出発することができました。
 今では家庭を出発して2年がたち、もっと早く出発しておけばよかったと思うほど、楽しく幸せな日々を過ごしています。

天の愛の中で生きる自分を見つけた
 私はコーチングを通して出会った天の父母様の愛により、自分を認め、過去を受け入れ、祝福に向かうことができました。そしてその後、家庭出発をし、今は天の三世を授かるために精誠をささげています。

 悩み、苦しみ、自分を否定し続けた過去の自分から、天の愛の中で生きる自分をコーチングにより見つけることができました。
 コーチングを通して天の愛を感じ、創造本然の自分と出会える恵みに心から感謝しています。

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 次回は、「チェインプロセス(夢の実現)」についてお伝えします。

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