2021.10.03 22:00
神の子を生み育てるために 5
受胎前の夫婦のあり方についてのみ言葉
アプリで読む光言社書籍シリーズ、「神の子を生み育てるために」を毎週日曜日配信(予定)でお届けしています。
神の子を迎える準備から、胎教の方法、出産後の信仰教育や親子関係まで、子育てに関連する内容が分かりやすく解説されています。
これから妊娠・出産を控えているかたにも、そしてまさしく子育て真っ最中なかたにも、ぜひ読んでいただきたい連載です!
須永孝子・著
♡受胎前の夫婦のあり方についてのみ言葉
私たちは何を中心として生活を営んでいくのでしょうか。それは、神を中心とした生活であり、真の愛を中心とした生活です。幸い、私たちには既にそのような道を先駆けて歩まれ勝利された真の父母様がいらっしゃいますので、すべての手本とすることができます。
良い子女を生むためには夫婦がどうあるべきかについて語られた文鮮明先生のみ言葉を集めてみました。
◎良い父母になるためには
「三大主体思想」とは何かというと、今日、人間の欲望を考えてみたとき、みんなが何になりたがっているかといえば、天地すべての人々の中で父母になりたくないという人はいません。父母になって素晴らしい息子や娘を生みたいのです。「みんな良い息子や娘を生みたいでしょう? 絶対に良い息子や娘を生みたいでしょう?」と聞けば、「絶対に良い息子や娘を生みたいです」と答えるのです。絶対に良い息子や娘を生もうとすれば、絶対に良いお母さん、お父さんにならなければなりません。妻が良い母になろうとすれば、夫を通じなければなりません。また、夫は妻を通じなければ良いお父さんになりません。良い父母になりたければ、自分の生命を失っても、為(ため)に生きる愛を持った父母にならなければなりません。
(「三大主体思想」1990・7・1、ソウル本部教会)
◎父母に似る
真の愛を中心として、父と母の一致点による基盤が形成されたときに、そこから「私」という存在が始まるのです。そこから「私」という生命体が生まれるのです。ですから父の心と母の心に似て、父の体と母の体に似て、一人一人は生まれたのです。そして完全に父母の素性をそのごとくに連結できるものは何かといえば、力自慢の父の生命力でもありません。ましてや、か細い母親の生命力でもありません。それは何かというと、愛という要素なのです。そのような愛を通してのみ、父母の外的なものに似ることができ、父母の内的なものに似ることができるのです。
(「ありがたく感謝なる天のお父様」1988・6・5、ソウル本部教会)
◎親の心情いかんである
先生はずっと今まで子供に対してね、こういう所は補われて生まれてきたらいいなあと、まあ祈りはしないんだけれど、心で思っていれば、そのとおり生まれるんだよ。実に不思議だ。それを見て、自分の家庭が将来はどうなるか、自分の子供が生まれるのに平生からずっと見た場合には、自分の家庭がどうなるか、すぐ分かってしまう。
それは親の心情いかんである。公的な心情いかんによって子供は生まれる。君たちの顔は何でもない。みんな何でもない顔をしておるんだけどね。純粋な本心をもって、神が記憶されるような、称えるような本性をもって、純粋な心情で一つになって、神のみ旨にかなう、そういう父母になり、そういう家庭をつくるという思いをもっていきながら、ふたりが共に進んでいくとき、立派な子が生まれるよ。君たちの運勢によって生まれるんじゃなくて、先生を中心とした統一教会の公運によって生まれているんだよ。
(「生命がけの祝福」1976・4・17、「祝福」10号48ページ)
◎心情一致
夫婦の間で子女が生まれるとき、心情的な一致点において生理的な一致点を兼ねた立場において生まれれば最高である。
(「御旨の道」222ページ)
◎夫婦が会う時
どのように自分たちふたりが会うかというと、父母に対して最敬礼する気持ちです。だから、式を挙げた時の基準以上の基準で会ったかどうかが、子供の血統の動機になるのです。
夫婦が会う時は、一番天運を引っ張ってくる時間ですから、その時は神様が臨在する時間です。霊肉が会う時間ですからね。神様が現れる時間です。だから神様の子供になるのです。そうでしょう。
皆さん、自分の子供ではなく、神様の子供だといったでしょう。なぜかというと、神の臨在によって、夫婦の性生活が決まるからです。血統転換の蘇生・長成・完成という儀式があったでしょう。その基台の上で、夫婦の性生活が続けば、立派な子供を生むことができます。そうしたら、その子供たちに何も教える必要がありません。血統がもう根本的にレベルが高く生まれているから、心配ありません。神を絶対視する子供が生まれます。
◎血統の改造
エバがアダムに貴重視されないと、アダムは成長できません。アダムはエバによって僕(しもべ)の立場から救われようとしているのです。ですから、エバの立場について言えば、血統つまり心情を高くして自分の主人を神のごとく本心から慕わないと、自分の後孫の種、つまり血統の改造ができないのです。
◎家庭
世界の端の男性と女性が回りに回って、すべてを縮小させて、家という中心点で出会って爆発するのです。それから繁殖が始まるのです。愛がぶつかれば繁殖が始まるのです。真の愛はぶつかればぶつかるほど拡大するようになっているのであって、縮小するようにはなっていません。
(「歴史的最後の勝利者」1988・2・7、ソウル本部教会)
◎愛の本宮
男性の生殖器と女性の生殖器を合わせる所に愛の本宮が出来るのです。歴史的な愛の宮殿が建てられるのです。安息所になります。これはだれも移すことができません。永遠であり、絶対的です。その愛の巣で、男性の生命と女性の生命が同化するのです。同化して、湧いて溢れて爆発するのです。その中で新しい生命が発生するのです。
(「世界統一国開天日の関鍵とは何か」1989・10・3、リトルエンジェルス芸術会館)
◎男女は神を核として爆発する
ですから男女は、東西の中央線に来て出会わなければなりません。そこで縦横が一つになったならば、爆発が始まるのです。電気のプラスとマイナスの線をつなぐと、スパークして電線がまたたく間に溶けて一つになってしまいます。このように男女は中央で、神様を核として愛で爆発するのです。男性と女性は、このように出会うためにつくられたのです。今まで離れていた男女が、少しずつ近づけば、神様も少しずつ下りてくるのです。そして神様が核になれば、男性と女性は愛によって爆発し、神様を中心として男性の愛、女性の愛でもってサーッと包んでしまうのです。そのようにして縦的な愛、横的な愛、東西の愛を占領することができるのです。それは家庭によってこそ可能になるのです。
(「神様と私」1989・10・15、ソウル本部教会)
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次回は、「先輩の先生方の言葉」をお届けします。