2021.09.07 17:00
シリーズ・「宗教」を読み解く 183
WCLCのウェビナー開催①
母国(日本)におけるキリスト教指導者の責任を考える
ナビゲーター:石丸 志信
WCLC(世界キリスト教指導者会議)は2019年12月28日に創設された。米国・ニュージャージー州ニューアークのプルデンシャル・センターで3万人が参加する中で開催された「神統一世界のための世界キリスト教聖職者希望前進大会(Peace Starts with Me)」において、韓鶴子(ハン・ハクチャ)総裁に任命された13人の創設メンバーが中心となって推進委員会を結成した。
その後、牧師、聖職者の国際的ネットワークを形成して、活発な活動を続けている。
創設2年目に入った本年3月からは、毎月一度のウェビナーを開催している。通年のテーマは「統一されたグローバル共同体の構築:キリスト教の責任」。
第1回は、3月31日に米国とヨーロッパの共同開催。第2回は、4月27日に米国とアジア・太平洋圏域を結んで、青年聖職者らがパネルディスカッションを行った。
5月26日に開催された第3回は、副題を「キリスト教女性指導者の役割」として、南北米の女性指導者がスピーチした。
第4回は、世界合同で6月30日に開催された。英国の女性牧師、フィリピンのカトリック司祭、エクアドルの正教主教が基調講演を行った。
7月28日はKCLC(韓国キリスト教聖職者協議会)がホストとなり、朝鮮半島平和統一の実現に向けて、キリスト教の責任を再確認する時間となった。これが第5回。
そして第6回となる8月30日(日本時間8月31日)には、日本と米国が協力して母国(ははぐに=日本)におけるキリスト教指導者の責任を考えるウェビナーが開催された。