2021.08.27 22:00
【テキスト版】
ほぼ5分でわかる人生相談Q&A
幸せな人生の極意!
第52回 貧乏から抜け出て豊かになるためにはどうしたらよいですか?
ナビゲーター:阿部美樹
皆さん、こんにちは!
今回の質問は、「貧乏から抜け出て豊かになるためにはどうしたらよいですか?」という質問です。
人生を車の運転に例えてみることにしましょう。
車を運転する場合に最初にすることは何でしょうか。それは「行き先の決定」です。いつまでにどこへ行って何をするのかということを考え、車に乗ることを決めます。
このように、エンジンをかけることよりもまず大切なのが行き先を決めることです。
それと同じように、自分の人生においても行きたい所という「ゴール(目的地)を決める」ことが先決です。
まず目的地を決めて、そこから逆算していつ出発したらよいかを考えてから車の運転をするように、人生においても「どのような人生を生きたいのか」を決めてから、それより逆算して人生を歩み出すことが、より豊かな人生を築くために必要です。
貧乏な人の場合は、人生を「逆算型」ではなく、「積み上げ型」で考えていることがよくあります。それは、「今より少しでも良くなれば」というような考え方です。
そのような「積み上げ型」的な考え方は、常に現状がベースとなっているので、あまり大きな飛躍を期待することができません。
まずは、自分はどのような人生にしたいのかを決めるのが先決でしょう。
ところで、誰しもが金持ちで豊かな人生を願いながらも、実際は貧乏な人が多いという現実があります。そこには、必ずや何らかの原因があると言えます。
貧乏な人の場合の多くは浪費家が多いというのが特徴の一つです。
そこで、四つの「浪費」について紹介します。
第1は、「時間」を浪費していることです。
時間は全ての人に等しく与えられていますが、貧乏な人はその時間に対して有効な使い方ができていない場合が多いものです。
あまり重要ではないことに時間を取られ過ぎていないでしょうか。
目的もなく、ただスマホで動画ばかりを見たり、あるいは、しなくてもいいゲームをしたりするなど、人生の成功と成長にあまりつながらないようなことに対して多くの時間を使っている場合がよくあります。
第2は、「お金」の浪費です。
貧乏な人はお金がない割には、安いからと、こまごましたことにお金を使ってしまう傾向があります。もったいないからという理由でなかなか捨てられないので、家の中は雑然とし、乱雑になります。
また、不必要な娯楽や賭け事など、未来への投資にならないことにお金を使ってしまうのも浪費の一つです。
第3は、「体力」の浪費があります。
健康のために体を動かすことは有効ですが、残業をし過ぎる、帰宅が遅い日が多い、疲れを翌日までため過ぎるなど、自分の体に負担を掛け過ぎてしまい病気にでもなれば、スッキリ爽やかに生きることができません。
ですから、「何のためにやるのか?」「誰のためにやるのか?」をよく考え、体力も有効に活用していきましょう。
第4は、「心」の浪費です。
貧乏な人は、「できないかもしれない」という心配事にばかり意識がとらわれ過ぎ、「できない理由」ばかりを探すという傾向があります。
さらに、「自分では変えられない悩み」を常に気にしてしまい、苦しい葛藤を繰り返してしまうこともあります。
以上のような四つの浪費をなくしていくよう心掛け、より豊かな人生のゴールを思い描いて再出発をしていきましょう。
そうすれば貧乏から抜け出て、より豊かな人生となっていくことでしょう。
皆さんからの質問をお待ちしています。
「人生相談Q&A」で、ほぼ5分でお答えいたします。
また、お会いしましょう!