2021.08.16 22:00
新・熱き祈祷のすすめ 26
アプリで読む光言社書籍シリーズとして「新・熱き祈祷のすすめ」を毎週月曜日配信(予定)でお届けします。
祈りの必要性や祈りの種類、実践方法をまとめた祈祷の手引書です。
松本 雄司・著
第五章 祈りの実践
7 具体的な闘い方
④切実な心情をかき集めて祈る
その上で、切実な心情をかき集めて祈ります。文鮮明(ムンソンミョン)先生のみ言(ことば)の中に、「祈りは真剣でなければなりません。祈りは心を一つに集中しなければなりません」(「祈祷の重要性」)とあります。誠を集中し、心を集中するのです。
しかし、それが私たちにはなかなか難しくて、頭は雑念でいっぱいになってしまいます。朝の祈りは最も大切なのですが、特に朝は一番心情が乗りにくいのです。起きたばかりで体も鉛のように重く、心情もわいてこないことが多いのです。それでも、自分の中のあちこちに少しずつある情をかき集めるようにして、「天のお父様……」と呼び掛けるのです。その一言の中に、万感の思いを込めていくのです。
文鮮明先生が、「天の父よ、という同じ一言でも、君たちの呼ぶ一声と先生の呼ぶ一声の間には、大きな差があるんだね」と語られたと聞きました。私たちが同じ神に対して語り掛けても、その切実さ、真剣さの度合いによって、通じ方や神の受け止め方は、当然違ってくるでしょう。
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次回は、「具体的な闘い方 ⑤闘いの正念場」をお届けします。