FSコーチング講座 27
創造原理に生きようと思える自分

ファミリーサポートコーチング講座

　「ファミリーサポート（FS）コーチング講座」は、文字どおり、より良い家族関係や人間関係を実現するために読者の皆さまをサポートするコーチング講座です。
　毎週月曜日配信予定です。皆さまの家庭生活、信仰生活、社会生活にぜひお役立てください。

第27回 創造原理に生きようと思える自分

ナビゲーター：西森 響
監修：阿部 美樹（伝道教育局）

　今回は、FS（ファミリーサポート）コーチングを受けた男性（30代）の感想をご紹介します。

祝福の悩みが完全になくなる
　祝福を受けて、祝福同期はすぐに家庭を出発していくのに、自分たちはいつになるかも未定で一歩も進むことができない日々が2年続き、そんな中でコーチングに出合い、関わりを持って、今年で約4年が過ぎました。

　その日々の中で数え切れないくらいのセッションを受け、逆にコーチのトレーニングを繰り返してきながら、自分の心が変わってきました。
　さらに潜在意識がコーチングで少しずつ変容し、一番の問題だった家庭出発の悩みが今は完全になくなり、「毎日幸せだ」と言えるのがうれしいです。

不平不満は創造本然に向かう環境
　コーチングを受けている時に不平不満や欠点をコーチに言うことがあります。コーチは「その不平不満や欠点の意味はなんだと思いますか？」と質問してきます。そうすると、人はそれらの意味に焦点が当たり考えだします。

　その時に自分は本心では本来の自分、つまり創造本然の自分が確かにあって、その位置から自分を見ると「足りない、不満や欠点がある」と気付きました。
　そのような不平不満を通過する体験は神様が自分を創造本然に向かわせるために常に準備してくれている環境だと気が付きました。

ゴールは創造本然の自分
　セッションの中で初めのうち、自分は目の前の相手との関係をなんとかしたいと思っていたのでポジションチェンジ（特定の相手との人間関係改善のためのスキル）を数え切れないほどしていきました。さらにその過程でチェインプロセス（目標達成のためのスキル）のゴール設定をして腑（ふ）に落ちるまで繰り返してきました。

　今思えば、今まで繰り返してきたチェインプロセスのゴール設定は毎回違う内容だったけれど、いつも創造本然の自分を設定していたのだと思います。
　ポジションチェンジは特定の人がいる場合は非常に有効なセッションなので、この4年の間に何度もやりながら、少しずつ変わっていったかなぁと思います。

創造原理に生きる
　導かれてから祝福を受けてコーチングに出合うまで10年ちょっとでした。それまでは「堕落観念に徹せよ」というのが染み付いて、創造原理に生きようなんて夢物語で自分には関係のない事だと思っていました。
　それがコーチングに出合って潜在意識が書き換えられていき、少しずつですが天一国主人として、創造原理に生きようと思える自分になりつつあります。
　そして創造原理に生きると決めた瞬間から自分は大きく変わっていくと思っています。

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　次回は、FSコーチングのセッションを受けた50代女性の感想をお届けします。

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